バン

「地球は私たちに属しているわけではない」耳の聞こえない女性のバンライフ

投稿日:2017年5月29日 更新日:

耳の聞こえない女性モニカ。この動画では彼女の人生についてシェアしてくれます。手話通訳はカーリーです。

高校を卒業してからワシントンDCに引っ越して大学へ通いました。聴覚障碍者のための世界で唯一の大学です。学生、教授、すべてのスタッフが手話を使います。

大学を卒業後、様々な仕事に就きました。9時から17時までの仕事です。ですがそれは私のしたいこととは異なっていて満足できませんでした。

私は1970フォルクスワーゲン バグを持っていました。私はノウハウがありませんでしたが、旅行好きでバンに詳しい父に助言をもらい、座席をとりはらいベッドをつくることにしました。そこからこの生活が始まりました。

いま乗っているベルーギと出会いました。ベジタブルオイルを使って走ることができます。ベッドはベンチになるようになっています。その下は収納スペースになっています。運転席は回転させることができます。

上にも二人分の就寝スペースがあります。頑張れば下に3人寝られるので、バーニング・マンのお祭りのときは5人でここに泊まったこともあります。(→バーニング・マン – Wikipedia

この車に私の必要なものはすべてそろっています。

地球は私たちに属しているわけではありません。私たちが地球のもとにあるのです。

私はいま自分の時間を借りているのだと考えています。これが私の人生で、ムーブメント。これがスタートで、その延長です。

美しい人生で、私が想像した以上のものです。私はひとつの場所にがんじがらめになりたくありません

自分自身の雰囲気(バイブス)が仲間を引き付けます。ネットワークのもとで成長すること、自分の人生に対して情熱的であること、自ら手本を見せることを大切にしています。

ナイル・ディマルコという人がいます。彼は言葉を話せない人たちのために熱心な活動をしています。もし耳の聞こえない子供がいればぜひ彼のウェブサイトを見てほしいです。(→Nyle DiMarco Foundation

翻訳協力者:Aki
今回の動画のYouTubeチャンネル→Dylan Magaster
TAKUTAKUはDylan Magasterのパトロンです。(→パトロン

 

耳の聞こえない女性の美しいバンライフ

-バン
-

執筆者:

関連記事

free teaプロジェクト

「人は調和のとれた存在」Free Tea(無料のお茶)プロジェクトをバンで行う男性

ジュゼッペが10年生活しているタイニーハウスはバスを改装したものですが、彼のタイニーハウスは無料のお茶を訪れた人に提供する空間でもあります。 Dylan Magaster ジュゼッペは子どものころ、家 …

バンで暮らす大学1年生の女性

「常に追いかけられているようなストレスがあった」バンで生活する大学1年生の女性

ハンナは海洋生物学を学ぶ大学一年生。いまはバンで生活しながら学校に通っています。賃貸物件で暮らすためにはお金を工面するために働かなければならず、自分のしたいことができません。都市部においてバンで暮らす …

サーファーバン

「やりたいことを実現するには犠牲も必要」サーフィンのためバンで生活するカップル

ペドロとゾロの夫妻は、キャンピングカーのタイニーハウスで旅をしながら暮らしています。 Dylan Magaster ゾロの家族はアフガニスタンからの難民でした。アフガニスタンを離れた後は家族がばらばら …

バンで生活する夫婦

「時間やお金を大切なものに注ぎ込む」バンを家に改修しアウトドアを楽しむ夫婦

ジョーとエミリーは車で旅しながら生活しています。 Dylan Magaster この生活を始める前は、ジョーは20年以上企業財務の仕事をしていました。エミリーは同様の時間を非営利の仕事に費やしました。 …