みんなのタイニーハウス

「多くの自由とお金の余裕が生まれた」17,000ドルでタイニーハウスをDIYしたカップル

投稿日:

ノースカロライナ州、アッシュビル。デイビッドとキャサリンのカップルはDIYでタイニーハウスを建てました。この家で暮らし始めて18か月になります。

学費に加えて高い賃貸料を払うのを避けてDIYによるタイニーハウスを建てることを考えました。自由を求めていたこともここに至った理由のひとつです。建築の過程は、教育的だったと振り返るふたり。キャサリンの親が持っていた敷地と道具を借りてこの家を建てました。

家の約80%はリサイクル材を用いています。15分ほどの場所にリサイクル材を取り扱う場所があってそこで多くのものを仕入れました。利用可能な様々な材料を組み合わせてこの家はできました。

素朴な木のキャビンのような内装。サイズは2.5m×6mです。それぞれの欲しいものがつまっています。いちばん高価な設備は暖房。さらに大きなキッチンがあります。キッチンはデイビッドのこだわりです。シンクもリサイクル材でできています。バスタブはキャサリンのたっての希望で設置しました。

バスルームには多くの収納スペースがあるほか、頭上にはゲストロフト兼オフィスがあります。キャサリンはソファの上では仕事ができないので仕事スペースがほしいと思っていました。そこでこのロフトです。本棚もあります。植物が居心地の良さを増してくれます。この場所からは家の中全体を見渡すことができて、キャサリンお気に入りの場所です。

向かい側にあるロフトがベッドルームです。衣服の収納もここにしています。服の数は大学卒業から1/3ほどの量に減りました。

建築費用は17,000ドル。この家のおかげで多くの自由とお金の余裕が生まれました

家を自分たちで建てたことで愛着もひとしおです。よく聞かれるのがここにずっと暮らすのかということです。ここで永遠に暮らすとは考えていませんが、特にプランがあるわけではありません。一年半暮らしてみて素晴らしいと感じています

翻訳協力者:Aki
今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン

 

タイニーハウスをDIYしたカップル

-みんなのタイニーハウス
-,

執筆者:

関連記事

「高い生活費を払い続ける生活に疲れを感じた」約725万円で作ったモダンなタイニーハウスに住む男性

デレクとジェフリーは、カナダ・ビクトリア郊外の自然豊かな土地にあるタイニーハウスで暮らしています。 二人がタイニーハウスを作り始めたもともとの理由は、家のデザインに関するちょっとした試みをしてみようと …

タイニーハウス

タイニーハウスとは?【小さな暮らしでより豊かな人生】

目次1 タイニーハウスとは2 タイニーハウスの魅力2.1 モノを所有しないシンプルライフ2.2 恋人や家族との距離が近い2.3 柔軟性・自由度の高い暮らし3 タイニーハウスの種類3.1 固定式のタイニ …

「家を買えなかったことに感謝」素材に心ゆくまでこだわった手作りのタイニーハウス

タイニーハウスを作るメリットの一つに、家の材料や家具などの質に心ゆくまでこだわることができるという点が挙げられます。 普通の家と比べてはるかに小さく、少ない材料でできるタイニーハウスだからこそできるこ …

「生活の質は間違いなく向上した」バリアフリーのタイニーハウスに住む高齢の女性

オーストラリア・ヴィクトリアに住むメルルのタイニーハウスは、娘のファーンがデザインしたものです。 高齢になってそれまでのように体の自由がきかなくなって来たメルルですが、それでも自分ひとりの独立した空間 …