住宅を購入したり、引っ越しをする時に目にする「都市ガス」や「LPガス」「プロパンガス」というキーワード。
ガスっていうことは分かるけど、、、それぞれどんな違いがあるのでしょうか?今回はそれぞれの違いを説明していきます。
都市ガスとLPガス・プロパンガスの名称
都市ガスは基本的には都市ガスと呼ばれますが、「天然ガス」と呼ばれることもあります。
一方LPガスは「プロパンガス」と呼ばれたり、「LPG」と表記されることがあります。
都市ガスとLPガスで異なる点
都市ガスとLPガスで異なるのは下記の3点です。
成分の違い
- 都市ガス: 液化天然ガス
- LPガス: プロパン・ブタン
供給方法の違い
- 都市ガス: 地下のガス管を通じて供給される(東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなどが供給しています)
- LPガス: ガス事業者がボンベを配送される(ガス事業者は全国に数万社あります)
ガス料金(金額)の違い
都市ガスの方が一般的には安いです。場合によって異なりますが、LPガスより3割ほど安い傾向があります。
LPガスの料金設定はガス会社によって自由のため、都市ガスのほうが安い明確な理由は定かではありませんが、LPガスはガス会社がボンベを配送する必要があるため、手間の点を考慮し料金が慣習的に高くなっているのがひとつの理由です。
都市ガスでもLPガスでも使い勝手は同じ
利用者側からすると、都市ガスでもLPガスでも使い勝手は同じです。成分に違いはありますが、匂いは無臭で、ガス漏れに気付くように匂いをつけてあります。