外国の様々な文化、特に医療制度の違いについてたくさん見て回りたいと思っていたからです。その中で、異なる文化の教育や医療の現場で働いたりしてきました。
彼女はバックパックでアフリカや南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパにも行きました。それらは主に仕事のためでしたが、旅への情熱というのも常にありました。
彼女は中古で買ったバンを改装してキッチンやベッドを備え付け、住みながら旅を始めましたが、バンに住むという選択肢は旅を続ける生活をしたいという事、自分の住んでいる国の中もまだまだ知らないところを見て回りたいという彼女の希望を実現させてくれるものでした。
アンナは、女性が(ツアーなどではなく)自分自身だけで旅をすることは大事なことだと考えています。女性の一人旅は危険であるとか怖いという意見もありますが、それには少し誤解があると彼女は考えています。アンナ自身が一人で世界中を回ってきて、それはメディアなどが取り上げるほど危険を感じるようなものではないという知識や勇気を持つことができたからです。
バンで一人旅に出ることを不安に思ったときもありましたが、その時彼女はとりあえず踏み出してみました。そして今まで危険を感じたことは言います。
自分自身の力でやってみることは大事です。旅に連れ出してくれる誰か、何かを待っていてはいけないのです。人生で次の瞬間に何が起こるか、誰にもわかりません。
できる機会があるときにしなかったら、それはもう巡ってこないかもしれません。自分に何ができるかということについて、より良い考えを得ることはとても素晴らしいことだと思う。
一度一人で旅に出たら、あなたは誰からも奪い取られることのない勇気を得られるでしょう。そして、自分はどんな能力があるのか、どんなことが出来てどこまでやれるか、知ることができます。
アンナが他の人たちに言いたいことは、リスクをとること、そして外に出てやりたいと夢見ていたことをするべきだということです。
待っていてはいけないのです。人生はあなたのことを待っていてくれないのですから。始める前から全てをわかっている必要はないのです。決断して一歩踏み出せば、物事は自然とあるべき場所に落ち着いてくるものです。