バンでの暮らしのいい点だけでなく、大変な点も触れている点がとても参考になるストーリーです。
アメリカのコロラド州にて車の中で寝泊まりする生活をしているマイケル。もともと車で旅行するのが好きだった彼は、大学を卒業してからソーシャルメディアをつてに実際にバンで暮らしている人たちに会いに行きました。
そうして得た知識をもとに、自分も実行に移すべくこの2006年製のキャンピングカーを購入しました。
車には暮らしに必要なものがそろっています。キッチン、収納スペース、水をためるタンク。発電機や変圧器のほか、もしもの火災のときのために一酸化炭素検知器と煙検知器を設置しています。
また、仕事の予定や買い物リストをメモするのにホワイトボードを愛用しています。手軽に車に詰め込めて便利です。
「冒険に憧れてこういった暮らしを志している人に注意したいことがあります」、と語りだすマイケル。
たしかに、普通の家やアパートで暮らす一般的な生活とは異なった暮らし方かもしれません。しかし、実際はスーパーの駐車場で寝泊まりすることもしょっちゅうです。
何事も思い描いたような生活はできないと思います。そういった失敗や計算違いも受け入れることが必要になります。
現在は、スキーショップとレストランで働くかたわら、フリーの写真家としてミュージシャンなどのイベント撮影をする仕事をしています。
また、釣りやスキーが趣味で、いつでも出かけられるようにこういった暮らしを選びました。この暮らしの良いところはすべてのモノを自分とともに移動できることです。「友だちの家に行くときは忘れ物しないですみますよ」とハニカミながらマイケルは話します。
いつでもどこでも行きたいところへ行けるのはこの暮らしの大きな魅力です。
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