キャンピングトレーラーやバン、キャンピングカーで旅しながら生活したいときに頭を悩ませるのが「どうやって稼ぐか」ということ。今回はバンでコーヒーを移動販売して生活する男性のストーリーです。
エルリック・ゴードンはバンに乗って寝泊まりしながら路上でコーヒーを販売する生活をしています。
5年間登山インストラクターとして働きました。今でも登山や登山仲間とのつながりは好きで大事にしていますが、仕事は一区切り着いたように感じていました。
車でコーヒーを販売していれば、好きな時に移動ができて登山仲間にコーヒーをふるまうこともできて楽しそうだと考えるようになりました。8か月コーヒーショップで働き、様々なことを学んでからこの車を買いました。
しかし、コーヒーの移動販売は許可の関係で苦労しました。せっかく販売をしようとしても森林管理の人間からここでは商売をできないと何度も注意されました。そこでシアトルに移動して正式に許可をとった販売事業を始めることにしました。
車の中はコーヒーを作るための道具や、オーディオ機器、ウクレレ、ベッドなどで埋まっています。正直あまり料理はしていなくて、スーパーで買ってきたものを食べることが多いです。キッチンは車の外に出して行う仕組みになっていて、冬はもう寒くて料理どころではありません。
車のトラブルもたくさんありました。煙が上がってエンジンが止まってしまったことや、方向指示器が壊れて20マイル1時間もの道中、手動で操作しなければならないこともありました。
もし生活を変えたいと感じているならすぐに行動を起こしてください。仕事を辞めて、いろいろと調整を済まして、ネガティブなことを全部とりのぞいてください。自分の夢をかなえてください。