バン

「9時から5時の仕事に違和感」1500ドルで購入したバンで生活するカップル

投稿日:

ジェイミーとジョンのカップルは、クロウとミリアという二匹の犬と一緒にバンで旅する生活を送っています。

アメリコーやトリプルC(※AmeriCorps、Civilian Conservation Corps、参考URL:http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/jiritu/02/siryo02-3.html )に参加して各地を回って生活する活動を体験したことで、バン生活のイメージを掴みました。

二人は“The 9 to 5 house”(“9時から5時の生活”、一般的なオフィスワークをして郊外の家に帰るという、いわゆる普通の生活)に違和感を覚えていました。子どもを持つ前にこれを最後の機会としてチャレンジしてみようと話し合い、バンで旅する生活を始める決意をしたのです。

そして、身の回りの物を処分してシボレーのバンを中古で1500ドルで購入。Nomi(バンにつけた愛称)は1ガロンで15マイルと、考えていたよりもずっと燃費が良い車でした。

快適な生活が出来るように、およそ8か月という長い時間をかけて改装したり様々な準備をしました。バンを準備していく過程で分かったことは、お金がないからといって諦める必要はないということ。予算が少なくても、その中で必ずできることが見つかります

バンの中で、料理をしたり寝たりできるようにするために、手作りで中を改装しました。改装にあたって、ヨットの部品はキッチン用品などコンパクトに作られているので、便利でした。

貯金はありましたが、フリーランスのウェブデザイナーの仕事をしているので、収入もあります。ブログでのアフィリエイト収入などもあるので、最近は収入が支出を上回ることができました。

二人はブログで、バンでの生活を詳細に紹介しています。車の選び方やバン生活に必要なものなど、ブログに書くにあたって気を付けていることは、なるべく多くの人の参考になるようにするということです。

彼らがバン生活を始めようとしたとき、やはりたくさんのYouTubeやブログを参考にしようとしました。でも個人の生活にスポットを当て過ぎていて、他の人の参考にならなかったり、あまりにも情報が古かったりと、得られる情報は限られていました。

そのため、二人のブログでは普遍性のある、多くの人に共通点を見つけてもらえるものにしようと心がけています。

なぜ多くの人に彼らの生活を知ってもらいたいのかというと、彼らはバンで旅をし、冒険するというそのライフスタイルをとても楽しんでいるからです。

そして、誰でも自分の可能性に気づけたなら、夢を追い求める事が出来るという事、そして可能性は無限であることを知ってほしいからだと言います。

彼らは日々の生活に感じていた違和感から、ある日、一歩踏み出すことを決意しました。あなたも、自分の求めている事を真剣に考えて、やりたい事に向かって毎日小さなステップを積み重ね、コツコツと小さな努力を続けていけば、ある日ふと気がついた時、いつの間にか大きな目標を達成していることに気がつくでしょう。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Dylan Magaster
TAKUTAKUはDylan Magasterのパトロンです。(→パトロン

 

バンで生活するカップル

-バン
-

執筆者:

関連記事

バンライフを送るカップル

「車への移行は最高の選択」バンド活動と仕事をしながらバン生活を送るカップル

タイラーとサラのカップルはカナダのバンクーバーで、車生活を2年続けています。年間の家賃が18,000ドルにもおよび、もっと節約できないかと考えた末に今の生活に行きつきました。生活費の大半が家賃に使われ …

タイニーハウスで旅する女性

「一歩踏み出せば自然とあるべき場所に落ち着く」DIYバンで7年間旅を続ける女性(と犬)

アンナは一匹の犬と一緒に、DIYで改装したバンで旅をする生活を送っています。7年もの間旅を続け、5つの大陸での生活を経験しました。 Dylan Magaster 外国の様々な文化、特に医療制度の違いに …

リモートワークで働くカップル

「穏やかで心落ち着く場所で過ごす」バンで生活しながらリモートワークする元教師・映像関係のカップル

バンに住んでいる人たちをイメージすると、少しの間のお試しの生活をしている人が多いように見えます。1、2年バンに住んだ後は元の家に戻り、普通の生活をするのです。それもまた良いでしょう。 しかしアルマンド …

バン生活する女性

「5年働いて1年のオフの期間をつくる」バンで暮らし、自由を追求する女性

バンの中で生活暮らす生活を3年間続けている女性のL.J.。 Exploring Alternatives バンで生活する理由の一つはお金の節約。しかしそれ以上に大きな理由は自由です。ひとつの場所に決め …