この家族はなんと7人家族!森の中に広い土地を持って暮らしています。「お金の必要でない生活をする」という言葉どおり、自然の力を利用したり、自作したり、工夫することで生活に必要な全てを賄っています。
下記は動画の要約です。
この家に住む以前にもすでにエコライフに挑戦していて、その素晴らしさがとても気に入っていました。そして自分たちの土地でローンに悩まされることなくシンプルな生活を続けるために、このログハウスに住むことにしたのです。
「お金持ちになるのではなく、お金のあまり必要でない生活をしたかったから」とジェフは語っています。
2011年にノーザンブリティッシュコロンビアの森に囲まれた今の場所に土地を買い、ログハウスを建ててオフグリッドライフを始めたのです。
地面を掘削したり、コンクリートの基礎や汚水処理槽を作る必要がなかったので、家を建てるための費用は25,000ドルもしませんでした。
家の中で必要な水は全て雨水を利用しています。
雨水を貯水タンクに貯めて、シャワーや洗い物はもちろん、フィルターで濾過して飲み水にも使います。シャワーの時にはストーブでお湯を沸かして使います。トイレはコンポストトイレにしています。
電気はソーラーパネルでほとんどまかなっています。最初の頃は家のあかりを点けたり、携帯を充電するくらいのことしかできませんでしたが、増設したあとは冷凍庫や洗濯機を動かしても問題ないほどの電力を供給できています。
ミキサーやブレンダーなど便利な家電を動かすこともできます。天気が悪い日や冬の間に備えて発電機もあるので、電力を買う必要がありません。
他にも広い土地で養蜂をしたり野菜を作ったりして、ほぼ自給自足の生活をしています。タイニーハウスに住んで、お金に縛られた生活から解放されました。光熱費がかからずローンも必要ない生活は、時間の使い方を自由にしてくれました。そしてこの家は自然に囲まれています。
子どもたちは乗馬が好きで、よく馬に乗って出かけています。川で魚を獲ったり山や森を歩き回ったり、自然環境から学べることがたくさんあると夫妻は考えています。
子どもたちはホームスクールで勉強していますが、夫妻は勉強ばかりでなく生活の知恵を身に付けてほしいと考えています。
森に囲まれたところに住んでいるので、冬の間は雪かきが欠かせません。家の前の道路を通れるようにするために、8キロもの距離を毎日雪かきしなければならないことが、この生活の中で大変なことです。
でも自然の中でお金や時間など色々な忙しさから解放されたこの生活を変えたいとは思いません。