みんなのタイニーハウス

タイニーハウスで住宅ローンから解放された生活を送る夫婦

投稿日:2018年8月13日 更新日:

デイブとエイドリアン夫妻のタイニーハウスは、2人にとって2軒目です。最初に住んでいたタイニーハウスのデザインを気に入って是非買いたいという人が現れたので、それを売って夫妻にとって2軒目となる現在のタイニーハウスに引っ越しました。

2人は以前から65歳で揃ってリタイアすることを決めていましたが、65歳となった今、このタイニーハウスで彼らのリタイア後の生活を送るつもりです。最初のタイニーハウスでの経験を活かして、この家のデザインを考えました。

以前に住んでいたタイニーハウスではロフトに上がるためにはしごを使っていましたが、デイブがアキレス腱を痛めたことがあり、その時に不自由な脚でのはしごの上り下りの難しさを実感しました。そこで、現在の家では足が悪くなっても楽に上り下りできるように、階段に変えました。ゆるやかで面を広くしてあるので、ネコのように前に手をつきながら登ることができます。

ロフトの面積も以前よりも広くしました。以前ははしごを上がるとすぐにベッドがありましたが、今は階段の先に踊り場があるので安全面や気持ちの面でもゆとりができ、ずっと落ち着いた空間になりました。

また、以前はソーラーパネルを設置していたのでその為の電池や機械類などのための収納が必要でしたが、この家はオフグリッドにしていないので大きな収納スペースが必要なくなりました。

収納スペースを確保するために以前は作り付けの家具を使っていましたが、今はゆったりと座れるリビングチェアなど、自分たちの本当に好きなものだけを厳選して身の回りに置くようにしています。

デイブは2012年に癌のために昏睡状態に陥ったことがあり、その時に余命は10日だと言われました。そこから余命を超えて生きることができ、更にその3か月後に病院を退院することができましたが、その時にそれまでのライフスタイルを大きく変えようと決めました。

そこから生活の規模を小さくシンプルにしていき、タイニーハウスに住んでいる今は、住宅ローンから解放された生活にとても満足しています。

今、彼らは自分たちの敷地内に別のタイニーハウスを建てることを計画しています。夫妻の友人の中に、間もなくリタイアを迎える人が2組いて、その友人たちが夫妻の土地を借りてタイニーハウスに住みたいと希望しているので、そのための家です。

タイニーハウスは老後の生活を送るうえで、経済的にも助かる面がたくさんあります。以前にタイニーハウスの取材を受けたときに、ニュージーランドで最初のリタイアメント生活を送るタイニーハウスのコミュニティを作れるかもしれないと冗談を言っていましたが、今まさにそのようなコミュニティの小さな一歩がスタートするかもしれません。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン


 

退職後タイニーハウス

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