タイニーハウス

「タイニーハウスの法整備を目指す」組織を設立した二人の女性

投稿日:

今回はカナダ、バンクーバーにthe BC Tiny House Collective(BC=ブリティッシュコロンビア、ブリティッシュコロンビアタイニーハウス共同体)を共同設立した二人の女性を訪ねます。

ステイシア(アナスタシア)とサムは、この組織をタイニーハウスの合法化や法律における明文化、さらなる法整備を目標として作りました。

活動方針の基本は、
1)タイニーハウスについての情報を広めることで地域社会との関わりを築くこと
2)タイニーハウスが合法化されるために何が必要で、どんなことを解決しなければならないかというリサーチ
3)実際に様々な地域でのタイニーハウスのプロジェクトを計画し携わることで、法整備に向けて有効なことやそうでないものを観察しこれからの活動に反映させる

という3つの柱です。

サムによると、タイニーハウスがよりポピュラーなものになってきたのは、人々の価値観が多様化してきたからです。その背景には住宅産業が人々のニーズを消化しきれなくなっていること、土地や空間に対して人々が求めるもの、理想とする使い方などの要求が非常に大きくなっていること、あとはミニマリストなどの新しい考え方が出てきたこと、その他いろいろなものがあるでしょう。

大きく分けると、家を維持する能力、ミニマリズム、家を買うことのできる余裕の問題が最近の住宅事情の悪化の原因となっています。これらの要素が人々の関心をタイニーハウスに向かわせました。

また、社会の中でも孤立して周りとのつながりを失うということが大きな問題となっています。タイニーハウスのコミュニティーが社会の一員となり、お互いに繋がりをもって作用し合うことができるかもしれないと思うのです。

また、人々と仕事の関係も従来のままではなくなっています。より柔軟に自由度の高い働き方が増えてきています。そんな中で身軽に動き回れるタイニーハウスという選択肢をとる人もまた増えているのです。

今は家を持つ場合、広い一戸建てに住むか高層建築の家に住むかのような幅の狭い選択肢しかありません。複式の(長屋的な)建物や狭小住宅などは十分な数がありません。

そんな中でタイニーハウスは自分の家を持ちたい人への選択肢の一つのなり得るのです。近頃の住宅事情の抱える問題の全てを解決できるわけではありませんが、解決策の一つを提案できる存在であると思っています。

彼女たちが設立したこの共同体の組織はボランティアの人たちと共にタイニーハウスという選択肢を考えている人たちを支援し、タイニーハウスが合法的に社会の一員となれるようリサーチや啓蒙活動に取り組んでいるのです。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Exploring Alternatives
TAKUTAKUはExploring Alternativesのパトロンです。(→パトロン

 

タイニーハウスの法整備

-タイニーハウス
-

執筆者:

関連記事

オフグリッドタイニーハウス

「自分の手でつくる」20万円で作ったトレーラーでオフグリッド生活をする元プロスノーボーダー

マイク・バシッチの暮らすこの移動する家は3週間で建設しました。8×16の約130平方フィートです。 Stories もともと持っていたもので多くが構成されています。サイドの壁は古い住居から持ってきたも …

クールな黒のタイニーハウス

超クールな真っ黒のタイニーハウス。家族で住めるサイズ。

タイニーハウスと聞くと「狭い家」と感じる人も多いかもしれません。しかし、それは大きな誤解! タイニーハウスは、「狭い」のではなく、「自分の理想のサイズにできる」という点が一番の魅力です。 今回ご紹介す …

大きな家を捨てる

大きな家を捨ててタイニーハウスに住むという選択

タイニーハウスに住む方々の中には、大きな家に暮らしていながら、ある時タイニーハウスで暮らすことを選択した方々もいます。 その方々のタイニーハウスへ移った理由と生活をご紹介したします。 目次1 大きな家 …

\いいね頂けると嬉しいです/

スポンサーリンク

\フォローいただけると嬉しいです/