暮らし方

「自分の生活が地球に与える影響小さくする」持続可能なパーマカルチャー農場を営む夫婦

投稿日:2018年4月13日 更新日:

ブレットは妻と一緒にライムストーン・パーマカルチャーファームというパーマカルチャー(Permaclture、エコロジカルデザイン・環境デザイン分野の用語であり、自然のエコシステムを参考にし、持続可能な建築や自己維持型の農業システムを取り入れ、社会や暮らしを変化させる総合的なデザイン科学概念)をテーマにした農場を経営しています。

この農場を始めたきっかけは、12年ほど前にブレットの妻が前に病気をして、それまでの食生活を根本的に変える必要に迫らせた時でした。それまでは都市部に住んでいた彼らはこの機会に新鮮な野菜や果物を買うよりも自分たちで作ろうと思いました。そして田舎に土地を買い、このパーマカルチャーファームを始めたのです。

ブレットがこの農場にいられる時間は毎日の午後や週末などだけです。彼は週5日は他の仕事をしているのです。このことからブレットは、ライフスタイルに変化を加えたいと思っている人やパーマカルチャーに興味のある人は誰でも、彼のように普通の仕事をしながらでも始めることができると言っています。

農園の入り口のところで、彼は育てた野菜を販売していますが、ここで野菜を手に取った人が手の込んだ調理が必要ないくらいそのままで美味しい野菜を手に取った瞬間の驚きや喜びの表情を見ることが楽しみです。

この場所で農場を始めてからもブレットはパーマカルチャーにのリサーチや彼なりの理解を深めていき、様々な試行錯誤を繰り返して農場で動物や野菜を自然な形でうまく育てていく方法を実践してきました。

ブレットの考えるパーマカルチャーの原則は、自然であることです。彼にとってパーマカルチャーとは、単にガーデニングをしたりオーガニックにこだわったり、また受け身のライフスタイルをとる事とは違います。自然はともに働くものであり、戦う相手ではありません。そして取り組むのにそんなに難しいことはありません。

パーマカルチャーに取り組もうと思っている人は、別に田舎に引っ越したりする必要はありません。今のままの生活でも例えばアパートの一室に住んでいたとしても、そこに何か持続可能な小さな変化を作ることが出来ればそれで良いのです。小さな家庭菜園で自分が食べる野菜やハーブを作ってみる事でも、乗り物を運転する時間を少なくしてみるということでも、何でも良いのです。

自分の普段していることを些細なことでもよく見つめ直して、自分の生活が地球環境に与える影響をできるだけ小さくしようと取り組むということが、それだけであなたはもう変化を作り出しているという事なのです。

ブレットは、この農場の見学ツアーやワークショップなどを行っています。パーマカルチャーと出会いこの農場を初めて彼や家族の生活は大きく変わりました。彼はこの経験や自身の考えを人々とシェアすることで、多くの人が環境に優しい良い事ができるようになって更に幸せになれると考えています。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Happen Films


 

パーマカルチャー農場

-暮らし方
-,

執筆者:

関連記事

農場で自給自足の生活

「工業システムからの脱却が理想」農場で自給自足の生活を送る男女

ブリティッシュ・コロンビアのガルフアイランドで暮らし始めて13年。ピーターはパートナーのマグダレーネとともに農場を経営しています。 Exploring Alternatives 作ることが好きというピ …

省エネ住宅

1950年代に建てられた家を「環境保全に貢献できる家」へ建て替えた男性

南側に広い庭のついたこの土地を買ったカップルは、当初から省エネ住宅を建てたいと思っていました。でもここには最初から建っている家があり、それは1950年代に建てられた古いものでした。 Exploring …

黒田建築設計事務所

「小さく作って、必要に応じて家を育てる」という家づくり 〜黒田建築設計事務所〜

こんにちは。TAKUTAKU編集部の佐藤です。 今回は静岡県で建築設計事務所を営む、黒田さんに話を伺いました。 黒田さんは自宅兼モデルハウスの24坪の家で夫婦と小学生の子どもの家族3人で暮らしています …

今から帰るボタン、ごめんねボタン

「今から帰るボタン」「ごめんねボタン」で仲良く過ごす – IFTTT,LINE Notify,iPhone

こんにちは。さとうです。 最近の悩みは、「仕事モード」から「通常モード」に切り替えることができず、妻に話しかけられたときに対応がそっけなくなったり、話を聞いていなかったりで、イラッとさせてしまったり、 …