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「工業システムからの脱却が理想」農場で自給自足の生活を送る男女

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ブリティッシュ・コロンビアのガルフアイランドで暮らし始めて13年。ピーターはパートナーのマグダレーネとともに農場を経営しています。

作ることが好きというピーター。木や石、羊毛、基本的な素材から機能的で美しいものを作ることを楽しんでいます。

22歳のときに環境に負荷を与えることなく自給自足な生活を送るためにここへ移り住みました。

種苗場を経営。果樹園や動物を育てる自作農場です。食肉用の動物や乳牛を育てたり、野菜や道具の販売をしたり、衣類も作ってきました。「ガルフアイランドに来たら6つの仕事をしなければならない」というのがここで定番のジョークです。

ユートピアを作ろうと夢見るときが私にもありました。でも人はそこに伴う小さな実質的な経験を忘れがちです。たとえば私が果物の木を育てようと思ったとき、配管やトラックのバッテリーのことを考えていませんでした。多くのインフラが必要でお金がかかります。

この家は初めて建てた建物です。働きながらだったので建築に数年を要しました。最初はチェインソーひとつで作業をしていました。屋根に芝生を植えたのですが、自虐的に茶色い屋根と呼んでいます。たいていは枯れて茶色になっているからです。

いま主に育てているのは多年生の果樹です。クランベリー、栗、ザクロ、オリーブ、プルーンなどなど。本当にたくさんの種類の木を育てています。

最初はただ木を育てようと思いスタートし、もともと意図していませんでしたが次第にビジネスにつながるようになりました。私がいつもやっていることは私が一番気持ち良いと感じることです。

工業システムからの脱却が理想でした。食べものを育て、自分たちの暮らしの場所を確保する。ある程度は実現しているのかもしれませんが、いまだにそのシステムと繋がっています。考えを突き詰めていくと自虐的で悲観的なところへ行きつきます。13年間この農場にいますが、実際のところフットプリント(環境負荷)は増していると思います。

ラッキーだったのは多くの人に恵まれていることです。寄付をしてもらったり、借りたり、外部からインターンなどで人が来てくれることがあります。これらのことが自分の活動のモチベーションを支えてくれています。

振り返ってみるとコストの計算がいつも甘かったと感じます。予算を大きく見積もるのは非常に難しいことです。

私の生活で良いと思っているのは季節に応じて変化するところです。決して単調ではありません。木を育てるのが好きでそれは子供のようなものです。

農家を営んでいると旅には出れないし、欲しいものを買えない。けれど非常に美しいところに暮らしているという特権を得ています。そして毎晩世界の誰よりも良いモノを食べています。私はネガティブになりがちですが、自分たちが享受している素晴らしいもののことをよく理解しているつもりです。

翻訳協力者:Aki
今回の動画のYouTubeチャンネル→Exploring Alternatives
TAKUTAKUはExploring Alternativesのパトロンです。(→パトロン

 

農場で自給自足の生活

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