みんなのタイニーハウス

ハンモックのロフトがあるタイニーハウス【25,000ドル】

投稿日:

オレゴン州ポートランドはアメリカにおいてタイニーハウスムーブメントの盛んなスポットです。今回はここで素晴らしいアイディアの詰まったタイニーハウスをご紹介します。

ホイットとコーディは友人同士です。二人はもともと土地を買ってツリーハウスを作りたいと思っていました。でも土地を買うには二人とも予算が足りなかったのです。そこで二人は協力し合って裏庭にタイニーハウスを作りました。

男友達同士の気の置けないリラックスしたスポットにするために二人でアイディアを出し合って作り上げたタイニーハウスです。

二人は協力しながらこのタイニーハウスを自分たちで建てました。リサイクルの材料を活用しながら床のタイルのひとつひとつまで手作業で作りました。キッチンや家具からタイニーハウスを載せているトレーラーも含めて、すべての費用は25,000ドル以下におさえることができました。

このタイニーハウスに入ってまず目を引くのは、一階部分の天井に大きなネットをはって巨大なハンモックのように作ってあるロフトです。

二階部分の床に相当するところをネットにすることによって、建物全体に光をとりいれることができ、視覚的にも一階から高い天井が見えて家全体が広く感じられます。荷物を置くこともできるし、布団を用意すればベッドルームのスペースとしても使えます。

壁で仕切られていない広々としたスペースなので、たとえばこれからAirbnbなどに出して4人くらいの宿泊客であればロフトスペースに泊めることができます。

二人はこの家を作るプロジェクトを”S’more(焼マシュマロ) life”と呼んでいました。外壁に使った杉材が、安い規格外品であったり端材であったりして木の節がたくさん見えるものを使っていて、その黒や茶色に見えるスポットがキャンプファイヤーで焼いたマシュマロを思い起こさせるからです。

この家は実際に二人が引っ越して生活する為というよりも、そこで休んだり何日か泊まったりしてリラックスするために建てられました。まさに男の子が友達同士で作る秘密基地のようなタイニーハウスです。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン

 

ハンモックロフトのタイニーハウス

-みんなのタイニーハウス
-

執筆者:

関連記事

「持続することで目標を達成できる」自然由来の素材を使い、約130万円でオフグリッドの家を作ったカップル

マーティンとゾーイのカップルは南オーストラリア・アデレードにアースシップの家を作りました。 Living Big In A Tiny House アースシップとは1970年代から80年代にかけて建築家 …

オフグリッドなタイニーハウスに子供と住む家族

オフグリッドなタイニーハウスに子供と暮らす家族

リンダとブレンダンさんは「ジプシーワゴン」というタイニーハウスで暮らしています。 Dylan Magaster 以前は20フィートの船に暮らしていました。そういった小さな家で身の回りのものをすべて自分 …

オフグリッドタイニーハウス

「価値観に合わせたライフスタイルの選択」子供と一緒にタイニーハウスで暮らす家族

フレッド・シュルツ。妻のシャノン。娘のアリーナ。3人でタイニーハウスに暮らしています。 Happen Films 5.4×2.5メートルの敷地。高さは4.3メートルです。デザインに3年。建築などの作業 …

「周囲の人に無理に合わせる必要はない」12,000ドルでタイニーハウスをDIYで作ったカップル

現代の社会には、周囲の人と同じことをしなければならないというプレッシャーがあります。 学校を卒業した後は9時-5時の仕事につき、30年の住宅ローンを組むといったような流れに、大勢の人がただ乗っていきま …