みんなのタイニーハウス

「自分の手でつくる」20万円で作ったトレーラーでオフグリッド生活をする元プロスノーボーダー

投稿日:2017年4月24日 更新日:

マイク・バシッチの暮らすこの移動する家は3週間で建設しました。8×16の約130平方フィートです。

もともと持っていたもので多くが構成されています。サイドの壁は古い住居から持ってきたもの。暖房も持っていました。水のタンクもあるしお湯もあります。色々そろっていますがトイレはありません2,000ドルをトレーラーに費やしました

このタイニーハウスで様々なところへ行きました。テキサス、ワイオミング、コロラド、アラスカ、カナダ、ベイエリア。景色が常に変わります。これが本当に楽しいです。湖、山、川、砂漠。これらの出会いはプライスレスです。

スノーボーダーのパイオニアとして活躍したのちに、いまはタイニーハウスのキャビンを建ててモノをあまり持たずオフグリッドの暮らしをしています。そしてこの移動するタイニーハウスも作りました。

何かを自分の手でつくるということは、自分自身の中にあるエネルギーと関連しています。キャンピングカーを買うことだってできました。しかし、森の中で作業し暮らすことで、どこか落ち着いてリラックスできたのです。

マイクは嵐の中へ好んで進みます。嵐の深いところへ進むほど、雪の感触などをより深く感じより鮮明に心に刻むことができるからです。

マイクは息をのむような素晴らしいセルフポートレートを撮影しています。自分でカメラをセットして自分がスノーボードをする様子を撮影しているのです。写真集には一年のうちのごく限られた素晴らしい瞬間が詰め込まれています。アウトドアのギャラリーも作っています。森の中を進みながら素晴らしい一瞬一瞬の写真に出会う経験ができます。

山頂を目指すことは自分にとって非常に大きなことです。そのときは自分自身の身を投げ出すような感覚になります。その時の心情は圧倒的で刺激的です。橋の上にいたり、崖のはしにいたり、山の頂にいたりするときの感覚です。自分がちっぽけで脆弱なように感じます。私が常に求めているのはこういった体験なんだと思います。

翻訳協力者:Aki

文中で紹介されている「タイニーハウスのキャビン」は下記で紹介しています。
都市部はラットレースのよう」5年かけてオフグリッドハウスを作った元プロスノーボーダー

今回の動画のYouTubeチャンネル→Stories


 

オフグリッドタイニーハウス

-みんなのタイニーハウス
-,

執筆者:

関連記事

自転車のあるタイニーハウス

趣味を大事にしたタイニーハウス!

タイニーハウスの魅力はなんといってもその人の「大切なこと」にこだわれること。今回は趣味と共に暮らすタイニーハウスの生活をご紹介いたします。 目次1 趣味と共存するタイニーハウス1.1 室内に、、ポール …

「生活に物が溢れすぎている」約175万円で作ったタイニーハウス

どんな事でも、それを一番最初に始める人になるというのは簡単な事ではありません。タイニーハウスについてもそうです。2015年にオーストラリアで初めて完成したタイニーハウスを訪ねます。 Living Bi …

「最初から答えが分かっている必要はない」介護をきっかけにタイニーハウスでの生活に踏み切った親子

サリーナは娘のマディソンと共に、カナダ東部から西海岸のブリティッシュコロンビア州ペンティクトンに引っ越して、タイニーハウスでの新しい生活を始めました。 Living Big In A Tiny Hou …

タイニーハウスでローンから解放

「自分の行動が周りの人や環境にどんな影響を与えるのか考える」タイニーハウスで無駄ゼロの暮らしをする

タイニーハウスに興味を持つ人の多くは、環境に優しい家づくりというコンセプトに魅力を感じていたり、自分も地球環境のために何か良いことをしたいという気持ちを持っています。 Living Big In A …