みんなのタイニーハウス

オフグリッドなタイニーハウスに子供と暮らす家族

投稿日:2017年4月15日 更新日:

リンダとブレンダンさんは「ジプシーワゴン」というタイニーハウスで暮らしています。

以前は20フィートの船に暮らしていました。そういった小さな家で身の回りのものをすべて自分とともに持ち運べる生活スタイルが気に入っていたのです。

リンダの祖父はジプシーのような生活をしていました。そこからインスピレーションを受けました。船での生活や祖父からの影響が今でも根底にあります。

現在は完全にオフグリッドの生活です。ソーラーパネルやプロパンガスのエネルギーを利用して生活しています。また家庭排水を利用して野菜や果物を栽培しています。これもジプシーの知恵です。

Airbnbを利用していて、ゲストを呼ぶときに便利なようにドアにはリモートで開けられるカギを付けました。

家の中は省スペースの知恵が詰まっています。ソファーは広げてベッドにできたり、クローゼットも薄くスペースを取らないような構造になっています。

ロフトは4人くらいが過ごせる広いスペースになっていて、窓から風と光が入ってきます。

友人が作ってくれたテーブルは壁に立てかけられるようになっているので、テーブルを使わないときは大きなスペースを作れます。ダンスでも何でも好きなことができますよ。

インテリアにビンテージ調の塗装をして居心地良いようにしています。コンポストトイレは臭いがせず快適に利用できます。

ハネムーンで一年近く世界を旅しました。素晴らしい経験で視野が広がりました。いまも旅行に出かける計画を立てています。

子どもと旅する時のコツのひとつは子どもが泣き出した時の対処の仕方。そんなときは何でもよいからラッピングしたプレゼントをあげること。高価なものである必要ありません。出店で売っているものをプレゼントしてあげれば、それに夢中で10分や15分くらい時間が経ちますよ。

持ち物を最小限に大きなカバンを持たないこともポイントです。子どもは身の周りにあるものに夢中になります。すぐに落ちている棒を拾ったり何かと手に持ちたがります。たくさんの荷物を持ち運んで何かを子どもにあげようと考える心配はいりません。

翻訳者補足:
YouTubeのコメント欄を見ると動画製作者が次のようにコメントしており、ブレンダン氏が消防士として、リンダ氏が不動産の仕事をしていることが分かります。「he’s a firefighter and she does Real estate 」

翻訳協力者:Aki

※ジプシー…ヨーロッパで生活している移動型民族を指す民族名。転じて、様々な地域や団体を渡り歩く者を比喩する言葉ともなっている。(Wikipedia:ジプシー

今回の動画のYouTubeチャンネル→Dylan Magaster
TAKUTAKUはDylan Magasterのパトロンです。(パトロン


 

オフグリッドなタイニーハウスに子供と住む家族

-みんなのタイニーハウス
-,

執筆者:

関連記事

オフグリッドのタイニーハウス

「小さくすることがより良いデザインかもしれません」オフグリッドの建物で暮らす男性

ジョーダンは大学で建設技術について学び、関心のある持続可能な生活ができる家について専念しようと考えました。 Exploring Alternatives インターネットで情報収集し、未来的な家を建てる …

子どもにとってのタイニーハウスとは?

実際のところ、夫婦ふたりでのタイニーハウス生活なら可能だが、子どもができてからのことを考えると躊躇してしまうという方も多いと思います。 そこで今回は子どもとタイニーハウスで暮らすことの魅力と懸念点を、 …

浴槽のお風呂03

タイニーハウスのお風呂ってどうなってる?

タイニーな生活をする際に悩むのが「お風呂」の問題。浴槽にお湯をためて入浴する文化のない海外ではシャワーで問題ないですが、日本人だと浴槽にじっくり浸かりたいというのが本音ですよね。 今回はタイニーハウス …

オフグリッドハウスでアースシップな生活

「自分たちでまかなえないものに頼りたくない」オフグリッドな家でアースシップな暮らしをす夫婦

ヘレンとそのパートナーのアランはカナダのケベックでオフグリッドの生活を11年間続けています。昔からこういった生活に憧れていたというヘレン。今の家はまるで子どもの頃に憧れていたディズニー映画「スイスファ …