みんなのタイニーハウス

「都市部はラットレースのよう」5年かけてオフグリッドハウスを作った元プロスノーボーダー

投稿日:2017年4月19日 更新日:

マイク・バシッチはスノーボーダーのパイオニア。プロのスノーボーダーとして数々の大会でお金と名声を獲得した彼はこれまでと異なるものを探し求めるようになりました。

いま暮らしている家の建設には5年かかりました。2年半が岩を用いた作業。175トンもの岩を運びました。セメントも自分で混ぜて作りました。岩場で作ったシャワーはまるでキャンプ地のような感覚です。昼間はここに腰かけて夜はカーテンがなく開放感あるなかでシャワーを浴びれます。

小さなオーブンがあります。これのドアは廃品置き場から持ってきました。このオーブンは調理用はもちろん家の暖房としても機能しています。水は川からひいています。敷地内にふたつの川があります。寝室はロフトです。太陽とともに寝て起きる生活をしています。

都市部ではラットレースをしているような感覚(働いても働いても資産がたまらない、回し車の中でネズミが走るような状態)になりますが、ここではそのような感覚にはなりません。ここでは現実に起きていることと同調しているような感覚になります。

友人と8か月かけてチェアリフト(スキーリフト)を作りました。敷地をまたぐことができてとても楽しいです。ここは私の遊び場なんです。

これが私の夢であり現実です。40エイカーの土地で何でも好きなことができます。

スノーボーダーの競技選手として活躍していたころは毎週のように外国へ出かけて大会に出場していました。懸命に活動していました。たくさんの賞金を稼いで最初に建てた家は4000平方フィートの家でした。アメリカンドリームを達成したわけです。大きな家に豪華な車。でも時間を消費しただけで意味がありませんでした。

いまのようなオフグリッド生活を始めたのは自然に影響を受けたからです。だかろこそこの環境を選びました。自然に感謝してどのようにオフグリッドで生活するか、どのように雨をしのいで温かく過ごすかを学ぼうとしています。

家の設計は黄金比率に基づいています。自然の法則に従って家を建てることで体になじむ空間を作りました。ここは五角形です。それぞれの頂点を結ぶと星を描くことができます。窓にもその星を表現しました。床にはその星の影がおちます。床には小さな五角形が描かれていて私の誕生日の3:02に重なるようになっています。

色々あってここに行きつきました。人間の基礎に立ち返ることを考えるのが好きです。豪邸で暮らしていた時よりも今の生活のほうが地球とのつながりを感じられて好きです。何事も自分でやりとげる力をもらっています。

翻訳協力者:Aki
今回の動画のYouTubeチャンネル→Stories


 

プロスノーボーダーのオフグリッドハウス

-みんなのタイニーハウス
-

執筆者:

関連記事

「小さくても犠牲や妥協しない」大きめのタイニーハウスで理想の暮らしをする女性

ヘレンは、ニュージーランド・オークランドにあるタイニーハウスで一人暮らしをしています。 彼女はある時突然、それまで住んでいたアパートメントから引っ越さなければならなくなり、当時はまだ普通のサイズの家を …

タイニーハウスの階段03

タイニーハウスの階段とはしご事情。デザインと実用性が大事!

タイニーハウスを作るにあたって重要になるのが「どうロフト空間を使うか」ということだと思います。そしてその肝になるのが「はしご」と「階段」です。 これらをどうするかによって部屋の雰囲気も大きく変わってき …

火の見櫓で生活するふたり

「違った生き方があるのではないか」火の見やぐらで暮らすふたり

火の見櫓(ひのみやぐら)に住む2人のストーリーです。デザイン重視の奇抜な家のように思いますが、歴史や建物について調べ、実際にその土地に滞在してから建てられています。 ダブニーとアランは火の見櫓に暮らし …

オフグリッドタイニーハウス

光熱費が要らないオフグリッドタイニーハウス

多くの人が都会での仕事を辞め、景色のきれいな田舎でオフグリッドの生活をしたいと夢見ています。ポールとアネットはまさにそんな夢を実現しました。 Living Big In A Tiny House 彼ら …