オレンジ色のかわいらしいバスで生活するカップルのストーリーです。価値観や考え方にとても刺激を受けます。
レイチェルとジェームズが5年もの生活をしている車は学生時代に出会いました。このバスを借りて旅行によく出ていたふたり。気に入ってついにこのバスを購入しました。生涯購入した車はこれ1台だけです。
机に向かって頭を使うのも良いけれど私たちには体があります。学生時代そのような考えから、学校をやめて牧場で働くようになりました。いま振り返っても良い生活でした。創造性を大切にする一方で肉体労働も大事だと考えています。
これまで二人は北アメリカ大陸を何度も横断しています。カナダにも行ったし、メキシコにも行きました。一つの季節に3つの州のペースでゆっくりと旅をしています。
新しい土地で暮らすことでそこの文化や自然、人々について学べます。その場所について本を読んで勉強しています。そういったことを続けることで自分もその土地の一部になれたと感じることができます。
人生で大きな変革に挑戦したいなら小さな変化に明日挑戦すること。ジェームズはこう語ります。決して先延ばしにしてはいけません。小さなことの積み重ねが大事。本当にやりたいことを見つけてそれを実際に行うことが大切です。
ふたりはオレンジの楽観主義という本を出しました。自分たちの哲学を文章にしたものです。楽観的になることが人生において最も本質的なことだと説いています。常に希望を持ち、それが何であれ、現状より少し良い方向へ向かえるよう積み重ねをしてください。
私は今後どこに行くかは全く分からないけれど、道中で様々な人に出会い幸せでいられると信じています。
こちらが二人の本です。「Orange is Optimism」