バン

「じっと良い仕事やパートナーを待つのが嫌だった」女性一人のバンライフ

投稿日:2017年1月23日 更新日:

一人(と犬)でバン生活する女性のストーリーです。バン生活ってちょっと勇気が出ないだけで、やろうと思えば誰でもできる体験なのだなと思います。

アレックスは車で女性一人旅をしています。いやペットの犬との二人旅ですね。アメリカで生活していますが両親はふたりともドイツ人です。

女性一人のバンライフ

大学を卒業後いくつかのインターンシップを経験。その後自分探しの旅でニュージーランドで暮らしているときに、バンで旅する生活をする人たちがいることを知りました。しばらくしてシアトルに移り、働くようになりました。

旅をともにするこのバンとの出会いはクリスマス休暇で帰省しているときでした。母がこのバンを見つけて私に買うよう勧めてくれたのです。販売業者との交渉までしてくれました。このバンは設備が整っている状態で購入できました。

あまり大きな手は加えていないけれど、お父さんに協力してもらってキッチン設備を整えました。テーブルもお父さんが作ってくれて気に入っています。あとできるだけ車内を彩り豊かにすることで落ち着けるようになりました。

寝るときは車のキーとナイフにいつでも手が届くようにしています。運転席には絶対荷物を置かずにいつでも車を出せるようにしているんです。何か緊急事態があればすぐに出発できます。落ち着いて過ごせるよう外から中が見えないようにするシートも用意しています。

このように安全対策をとってはいますが基本的に怖い思いはしません。女性一人旅に対する最大の誤解は、ひどく危険なものであるということです。世間が思うほど危険なことはないし、すてきな出会いもあります。恐れる必要はありません。

女性一人のバンライフ

女性ひとりで旅する理由について。友だちみんながパートナーを見つけて、自分が好きでもない仕事に就くのを見ています。ただじっとして良い仕事やパートナーを待つのが嫌でした

シアトルで仕事をしているときは、ああまた会議だ、とか、やったー仕事が終わった、と感じながら過ごしていて自分でも気づかないうちに退屈な時間を過ごしていました。

この旅をしていれば簡単にひとりの時間をとれます。悲しくなることも大丈夫なんだと考えられるようになったことがターニングポイントです。孤独な状態で家庭を探し求めることはすごく特別な体験だし、車での旅がそれを可能にしてくれています。


 

一人でバン生活する女性のストーリー

-バン
-,

執筆者:

関連記事

DIYバンで旅するカップル

「大事なことのために時間を使う」DIYバンで仕事をしながら旅するカップル

オーストラリアは豊かな自然に恵まれた美しい国です。この自然環境をもっと身近に感じたいと考える人たちの中には、従来の家ではなく、移動できるタイニーハウスでの生活を選ぶ人たちもたくさんいます。 デミとイー …

バンで旅しながら生活

「自分の時間を取れない生活に疑問を抱いた」娘とバンで世界を旅する3人家族

ジェームズとサラの夫妻は娘のステラとペットの犬と、3人と1匹でバンで旅をする生活をしています。 Dylan Magaster およそ2年前、すでに彼らはニューヨーク州北部で195平方フィートのトレーラ …

バンで旅したり働いたり「気持ちの赴くままに生活する」女性

カナダ人のクラリッサは2年ほど前からバンに乗って旅をしています。 小さな街で育ったクラリッサは、そこから出て広い世界を自由に見て回りたいとずっと考えており、ネットでバンの中に住んで旅をしている人たちを …

仕事をしながらのバンライフ

「人間的に成長できる」フリーランスフォトグラファーをしながらのバンライフ

事前に十分な貯蓄をし、ウェディングフォトグラファーの仕事をしながらバンで生活をする計画的なふたりの話です。 下記は動画の要約です。 サイモンとシェルビーのカナダ人のカップルはキャンピングカーで暮らして …