バス

約70万円で購入したバス。小さなスペースだからこそ築ける親密な関係。

投稿日:2017年2月20日 更新日:

約70万円で購入したバスを改修し、旅をしながら生活するふたりのストーリーです。ふたりの仲の良さが伝わってくる動画です。

カリンの親はドイツ人とイギリス人。アフリカで生まれ育ちました。マークはアフリカのジンバブエ生まれ。人生の多くを過ごしたのはアメリカのアイオワです。二人が出会ったのは東アフリカのウガンダでした。

そんな二人が現在いるのはアメリカ・オレゴン州。バスで旅しながら暮らす生活をしています。6500~7000ドルほどの費用でバスを購入・改修しました。作業はほとんどマークが担当。カリンは写真を見せて指示を出してマークを励ましました。

バスの名前はコリンズ。2016年のはじめに購入して3か月かけて改修しました。屋根にはお迎えクマさんの人形。夜間警備もしてくれています。

車内はできるだけ動けるスペースを作れるよう意識してモノを配置しました。キッチンや冷蔵庫、収納スペースはもちろん、ふたり用のテーブルやフルサイズベッドがあります。

バスでの生活で苦労したのは、モノがどうこうというより、これまでにない小さなスペースで共同生活をすることでした。一緒になって4年。とても狭いスペースで過ごすことになりました。うまくいかないこともたくさんありました

マークはこの苦労した経験がバス生活の一番良いところでもあると振り返ります。狭い住スペースのなかで親密な関係を築けたことはこの生活の素晴らしいポイントでした。

カリンの考えるバス生活の最も良いところは自由であること。自分の気に入ったところで朝を迎えることができるし、多くの人との出会いもあります。かかる費用も安くすんで、とてもラッキーだったと振り返ります。

小さなスペースだからこそ築くことのできる親密な関係。そしてその生活の素晴らしさ。これぞタイニーハウスでの生活の魅力ですね。

自分の気に入った所で朝を迎えるという生活。何にもとらわれない二人ととても楽しそうな様子の二人が素敵です。


 

バスで暮らすカップル

-バス
-,

執筆者:

関連記事

バスで暮らす男性のストーリー

「今の生活は私の望んでいたもの」約270万円で作ったバスに10年間暮らす男性

約270万円で作ったバスに10年間暮らし、バスの設計や建築などをしながら生活する男性の話です。 チャーリー・カーンは古いスクールバスで暮らす生活をしています。バスと関わる生活は約10年になります。人か …

ワーゲンバス

「自分の暮らす地球環境をより良くする」かわいいワーゲンバスで暮らすカップル

ステューとカイリーのカップルは、フォルクスワーゲン社製のキャンパーバン(キャンピングカー)のタイニーハウスでオーストラリア中を旅する生活をしています。 Living Big In A Tiny Hou …

「自然との繋がりを感じる」約22万円で改装したオフグリッドのバスで生活する男性

パープルは古いバスを改装したタイニーハウスに住んで、もう10年ほどになります。 Living Big In A Tiny House このバスは、以前は友人が所有していたものでした。 その友人は、やは …

カーボンニュートラルを目指して

「二酸化排出量ゼロの暮らし」を目指してバスで生活する大学教授

ジニーンは環境学の大学教授。カーボンニュートラルの実現を志しシャトルバスで暮らすようになりました。犬のルーサもいます。 Dylan Magaster シャトルバスは白く輝いていて素晴らしい見た目です。 …