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「本来なら払う必要のないお金を払っている」仕事をリタイア後、ヨット生活を送る老夫婦

投稿日:2018年5月24日 更新日:

トニーとマーゴは結婚生活50年になります。3人の子どもを育て上げ、仕事をリタイアしてからは旅をする生活を始めました。

二人は2010年にリタイアして年金生活に入りました。

それまで働いて、高齢になって病気や体が不自由になった時のために十分な貯金を作っていましたし、また、これからの生活に備えて二人は禁煙し、月に400ドルを浮かすことに成功しました。それまで持っていた家や車を手放して、ヨットに住み始めたのです。

二人のヨットはメキシコのエンセナダを母港として停泊しています。とても素晴らしい場所で気に入っていますが、もし少し退屈に感じて来たら、いつでも出港して好きなところへ出かけることができます。

船ではなく、陸での旅をしたいと思ったときのためにバンも持っています。

最長で6か月間、バンで北米の旅をしたこともあります。

ヨットでの生活が主なので、ヨットにはシャワーやベッドルームなど生活に必要なものは全て揃っています。

ゲストを招いてもてなすことが大好きなマーゴが揃えているきれいな食器などもあります。

二人は現在、年金として月に2,800ドルを受け取り、そのうちヨットをマリーナに停泊させておく為の料金に400ドルがかかっています。その他の生活費には週に500ドルの予算を組み、別途400ドルが船の保険やその時々で必要なものに使われています。かかるお金はこれだけで、残りは自由に使えます。

メキシコで生活しているので、為替の関係で生活費はとても安いのです。

予算内で十分生活でき、特別な日には素敵なレストランに行くこともできます。

以前は多くの人と同じように、ローンがあり、車関係の支払いがあり、高い保険料も払っていました。でもそれらを払い続けて、結局得るものは何もないのです。その事に気が付けば、みんな自分のものではない他人の何かのためにお金を使う必要がないことが分かります。

自分がどれだけ本来なら払う必要のないお金を払っているか気が付くべきです。

そうすれば、もっと静かで穏やかな生活を送ることが出来るでしょう。

今は、毎月二人の手元に残る現金は働いていた時よりも多くなっているのです。誰でも、このような気づきさえあれば、二人のような生活をすることができます。

それは必ずしも二人のようにヨットを買う事をすすめているわけではなく、例えば今大きな家に住んでいるのならそれを売って、もっと小さな家にライフスタイルを変えたり、それぞれ自分たちの好む生活に合わせて色々なことが出来たりするでしょう。

二人が現在の形の生活に落ち着くまでおよそ3年かかりました。残っているローンを完済し、車を売るなどして準備をしてヨットでの生活を始めたのです。車を売った後6か月間は、二人は初めて車無しの生活をしましたが、公共の交通機関を使ったりしてみて、それも新しいことに気づけた素晴らしい時間でした。

誰もが自分の夢を形にすることが出来るのだと、多くの人々に切実に伝えたいと思っています。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Dylan Magaster
TAKUTAKUはDylan Magasterのパトロンです。(→パトロン


 

ヨットで暮らす老夫婦

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