タイニーハウス

「両親の敷地内に多世代で暮らす」自然の中の約185万円のタイニーハウス

投稿日:2019年5月14日 更新日:

オーストラリアでは、不動産価格は上がり続け、住居費に頭を悩ませる人々は新たな住み方を模索しています。

親世帯と土地をシェアするのもその方法の一つとなっており、家の裏庭にもう一つ住居を建てる人も増えてきています。

アンソニーとビアンカの夫妻もそのような人々のうちの一組です。

夫妻は、オーストラリア・シドニー郊外にある自分たちの両親の家がある敷地内にタイニーハウスを建てて、そこで夫妻と子どもの家族3人で暮らしています。

以前は全く別の所でアパートメントに住んでいましたが、子どもができたことをきっかけに、両親の家へと引っ越し、当初は同じ屋根の下で暮らしていました。

両親に子育てを手伝ってもらうことが出来てとても助かっていたのですが、やはり一つの家に両親と自分たちの二世帯が生活するのは、お互いのプライバシーなど気を遣うところもたくさんありました。

そこで、両親の近くに住みながら適度な距離を保てる方法はないかと考えた結果、敷地内の余っているスペースにタイニーハウスを作ることにしたのです。

タイニーハウスのデザインは、夫妻の長年の友人のニコラスに依頼しました。

ニコラスはコンパクトな家のデザインを多く手がけて経験を積んでおり、夫妻のために素晴らしい家を設計してくれました。

敷地内のどの部分にタイニーハウスを建てるのかは、住居の位置に関する法的な決まりがあるため、日当たりなど完璧に自分たちの理想通りというわけにはいきませんでしたが、それでも自然な木の風合いが美しい、シンプルでモダンなデザインのタイニーハウスが出来上がりました。

母屋にあたる両親の家がある側に向かっては窓をつけていないので、タイニーハウスの窓から見えるのは庭の景色だけで、両親とアンソニー達どちらも互いのプライバシーを守ることができます。

電気や水は母屋と共同で契約することができますが、この先ソーラーパネルなどをつけてオフグリッドの生活をする選択肢も考えています。

また、断熱をしっかりしているのでエアコンが必要なく、灯りもLEDライトを使うなど、家を維持するコストがとても小さく済みます。

また、家の内部はリビングの他に夫妻の寝室と子供部屋、書斎の3つの部屋が作られていますが、子供部屋と書斎を仕切る壁は取り外しができるようになっているため、将来家族が増えた場合には壁を取り払って子供部屋を広げることができます。

家を作る場合、家具や家電などの設備は大きな家に住む場合とそんなに変わらないため、小さな家を作る場合に最も節約できるのは土地代や家賃です。

このタイニーハウスを建てるのにかかった費用は、全て含めて24,000オーストラリアドル(約185万円)ほどでした。

この地域で一般的なサイズの土地と家を買おうと思ったら、少なくともこの5~6倍は必要でしょう。

すでにある家の敷地内に住まわせてもらえると、このように大きな金額を節約することができ、また、家の材質や断熱、家具家電などのクオリティを落とす必要もないのです。

この家では大きな窓から光や風をよく取り込むことができ、外には木がたくさんあって、まるで自然の中でキャンプをしているようなリラックスした気持ちで過ごすことができます。

また、自分たちの両親の近くに住むこともできるという、いくつものメリットがある住まいです。

まだ小さな子どもが祖父母のそばで過ごせる事は、どちらにとっても貴重な体験ですし、これからまた新たな家族を増やしていきたいというプランを持つこともできています。

両親の敷地内に多世代で暮らすという選択肢を取ったことによって、両親、自分たち夫妻、子どもの全てにとって良い住環境を整える事ができたのです。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン

 

-タイニーハウス

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