みんなのタイニーハウス

「電気や水道を引かない完全なオフグリッド」廃材や再利用の材料で作った家

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フランシスとマリー夫妻は一人娘を連れて、郊外にあるアースシップ(廃材や再利用の材料を使って自分たちの手で作る家)の家に移り住みました。

この家を買ってから8年ほどは、それまでの都市部の家とここを行き来しながら少しずつ改築を施し、2年前からは完全に引っ越してきました。

この家では電気は太陽光発電を使い、水は雨水を利用しているので、電気や水道を引かない完全なオフグリッドの生活をしています。

広い菜園を耕してニワトリを飼い、家の中にも温室を作っているので、卵や野菜などの食料品はほとんど自給自足できており、ヨーグルトやチーズなどを少し買い足すだけなので、夏になると一週間の食費はわずか30カナダドルほどで済み、冬の間の貯蔵分までたっぷり収穫できます。

夫妻はもともとケベックの都市部でビルの屋上で野菜を育てるなどのNPOの活動に携わっており、それも落ち着いてきたことから、今度は自分たちの手で環境に優しい自給自足の生活をしたいと考えて今の家に移り住んできました。

この家は中古で売りにインターネット上で売りに出されていたのをフランシスが偶然見つけたものです。もともとのオーナーであった男性もアースシップやオフグリッドの生活をしたいと考えて作った家でした。

オーナーが高齢となったために家を手放すことにしたのですが、売りに出されたこの家をフランシス夫妻のような、地球環境保護やリサイクルなど自分と同じ考えを持つ人に譲ることができ、売り手と買い手がお互いにとても満足して契約することができました。

この家に住んで良かった事は、自分たちの理想とする環境保護やパーマカルチャーの生活を実践できるという点は勿論ですが、同時に、もう一つの彼らのライフワークである“旅”を思う存分楽しめるという点でした。

住宅ローンを抱えておらず、しかも自給自足のおかげで出費も抑えられるので、仕事を詰め込む必要のない生活は、3~4か月という長期の旅に出ることも可能としてくれました。

フランシスたちは特に寒さの厳しい冬に、スペインやフランス、南米のような暖かいところで過ごしたりしています。

都市の中で作物を育てて食料を供給しようという彼らのNPOでの仕事はひと段落ついたので、今、彼らは新しい活動として工業用の麻の栽培を広めるプロジェクトを始めています。

麻の栽培はカナダで、ここ20年ほどで合法化されたばかりの新しい農業ですが、栽培が簡単で、洋服やインテリアの材料となる繊維や燃料、飼料、人間の食料と万能な用途を持ち、しかも全て植物由来で環境保護に貢献できるという麻の可能性を人々に広めようというプロジェクトです。

都市の中で農業が可能であるというNPOの活動も、最初は全く認知されていないところから始めて、今では新しい農業の可能性に多くの人が注目するようになりました。

それと同じように、これからも自然保護やパーマカルチャーなどについて新しい可能性を人々に広めていきたいと考えています。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Exploring Alternatives
TAKUTAKUはExploring Alternativesのパトロンです。(→パトロン)

 

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