みんなのタイニーハウス

北極圏のガラスドームエコハウス。地球を汚さない家。

投稿日:2017年3月23日 更新日:

私たちは世界に数多くある自然の建物にインスパイアを受けました。この星のことを守り支え、そして愛している私たちにとって関心のあるものです。

持続可能な生き方のためにベンジャミンとイングリッドはこのガラスドームをノルウェーの北極圏にある島に34万ポンドかけて建てました。

この家の建築を始めたのが2012年。ここに引っ越すまでに1年半かかりました。360枚のガラスパネルでこの家はできています。7.5メーターの高さ。直径15メートルです。多くの光を集めてくれるので暖房にかかるエネルギーが少なくて済みます

ここで自分たちの食べ物を育てたり近くの自然から採集してきます。私たちはあまり多くのものを買いません。水が循環するシステムを作り、無駄遣いしないようにしています。

自然のもので出来た家が欲しかったのです。空気を汚さず有機的な形をした家は住んでいて心地よいです。砂と泥とわらを混ぜたものや、材木で家をつくっています

ふたりともこの島で育ち、4人の子どもたちもそれに続きます。上の3人の子どもはこの家を建てる手伝いをしてくれました。壁と自分たちの部屋をつくりました。この家を気に入っていて、ここで暮らしたいと言ってくれています。建てるのは大変でしたがその価値がありました。

自分たちの作り上げたものを見ると、深い感謝と喜びの気持ちになります。

この家を見たときは、「デザイン重視」の家かと思ったのですが、全く違っていました。

北極の極寒の地で、暖房を抑えて生活できるというだけでなく、自家栽培や水の循環する仕組みを取り入れたりと、環境のことを第一に考えている家でした。

4人の子供と一緒に、子どもたちがのびのびと生活できる家、とても憧れます。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Barcroft TV


 

ガラスドームエコハウス

-みんなのタイニーハウス
-

執筆者:

関連記事

「一般的な家の家賃は高額」約800万円で温室付きのタイニーハウスを作った女性

ナターシャは娘を持ったことをきっかけに、生活を大きく変える決断をしました。 車でカナダ中を旅して色々な暮らし方を模索した結果、それまで住んでいたトロントからビクトリアに引っ越すことにしたのですが、そこ …

麻で作った家

「麻で人や環境に優しい家を作る」中皮腫で父を亡くした男性

麻は食べ物、薬、服の繊維、そして燃料にまでなることができる、驚くべき植物ですが、その麻を材料にして作った家を作った家族がいます。 Living Big In A Tiny House マイケルとティフ …

タイニーハウスの階段03

タイニーハウスの階段とはしご事情。デザインと実用性が大事!

タイニーハウスを作るにあたって重要になるのが「どうロフト空間を使うか」ということだと思います。そしてその肝になるのが「はしご」と「階段」です。 これらをどうするかによって部屋の雰囲気も大きく変わってき …

コブハウス

コブハウス〜自然の材料とローコストで家を建てる方法〜

今回この動画で紹介するのはCob(コブ)という材質で家を建てる方法です。コブは粘土、砂、藁を混ぜて作るシンプルな建築材料で、ほぼタダで手に入って環境にも優しい素材です。 Exploring Alter …