この記事では下見張り(鎧張り)の基礎となるスターターの解説をします。
この記事を書く僕は、家をハーフビルドで建て始めました。
我が家のハーフビルドでは、基礎〜上棟、サッシの取付まではプロに依頼だったため、この状態で引き渡しでした。
ここから外壁を張っていきます。
外壁の前に、板の塗装が必要です。「下見張りの杉板の塗装」を参考に、まず塗装をしましょう。
(ちなみに我が家はオスモカラーの自然塗料/パールグレーです。)
目次
[reform_diy]
スターターとは
外壁を張るときに一番始めにやるべきことはスターターの取り付けです。
スターターの写真はこちらです。
スターターは「杉板を斜めに取り付けていくための基礎」となります。
下見張りの二段目以降は、板の重なり幅は同じため、角度は揃いますが、一段目はスターターの位置で角度が決まります。
スターターの位置の決め方
では「スターターの位置をどう決めるか」ですが、「杉板の幅」と「何センチ重ねるか」によって変わります。
我が家の場合、21cm幅の杉板を4cm重ねる形で取り付けています。
そのため、スターターの上端から17cmにチョークラインで線を引きます。
そしてそのラインに、一段目の板の上端を合わせて角度を確認します。
いい感じです。
二段目も合わせて角度が違いすぎないか見てみましょう。
厳密には17cmだと微妙に角度が変わります。(杉板は斜めに付けるので微妙な誤差が生まれるため。)
気になる人は微調整しましょう。
スターターの取り付けの補足情報
スターターのカット
我が家では杉板を丸ノコで3cm幅にカットして使いました。
塗装は必要?
雨がかかる部分ではないため塗装はしなくても良いですが、我が家は念のため塗装しました。
地面からの湿気などで、外壁の下のほうから劣化していくという話を聞いたので、心配な人は塗装しておくと良いでしょう。
ステンレスのビス(釘)
ステンレスのビスを使っています。釘でも良いです。(板が重なって見えなくなる部分なので、どちらでも良いです。)
初心者の人はミスしてもやり直しがきくビスの方が使い勝手が良いです。
どこにつけるか
スターターは板張りする場所全てに取り付けます。
我が家は家一周すべて取り付けました。
水平を確認しよう
スターターが水平でないと次の板もゆがんでしまいます。
水平器で水平を確認しながら取り付けましょう。写真の水平器は小さいものですが、もっと大きめのしっかりしたものがオススメです。
我が家では「シンワブルーレベル」を使っています。
まとめ
以上、下見張り(鎧張り)の基礎となるスターターの取り付けについてでした。
[reform_diy]