みんなのタイニーハウス

「この家でどんな生活をするのか考えてデザインする」友人宅の裏庭のタイニーハウス

投稿日:2018年4月5日 更新日:

ケスターとナディアはオーストラリアのバイロンベイで、ゼン(禅)スタイルのタイニーハウスを作りました。

以前は二人は普通の大きな家に住み、その家を友人と7年間ものあいだシェアしていました。友人には子供がいましたが、その子供たちの成長にともなってだんだんとスペースが足りなくなってきました。

みんなで一緒に住みたいという気持ちはありましたが、その為にもっと大きな家を買うには、このバイロンベイでの不動産価格は高すぎました

そこで、それまで住んでいた家の裏庭にトレーラーを駐車させることを友人たちも歓迎してくれたので、二人はそのスペースにタイニーハウスを建てることにしたのです。これにより友人家族と遠くに離れることもなく、慣れ親しんだ場所で暮らし続けることができました。

バイロンベイで土地を見つける事は今とても難しくなっている中で、豊かな自然に囲まれて仲の良い友人たちとも近くにいられるこの場所に駐車スペースを確保できたことはとても幸運でした。

一般的なタイニーハウスよりも少し大きめのこの家の周りにはウッドデッキがつけてあり、とても広々と感じます。12人から15人くらいのゲストを迎え入れたこともあるほど、空間には余裕があります。

このタイニーハウスは、ゼンスタイルをコンセプトに作られています。北欧と日本のスタイルがミックスされたデザインで、直線が多く無駄のないシンプルな外観です。

北欧や日本家屋で見られるような板壁の外壁や、禅宗のお寺のようなグレーや黒を基調とした落ち着いた雰囲気の家になりました。

このタイニーハウスに住んで1年と3カ月ほどになりますが、二人はとても満足しています。空間的には小さな家ですが、今まで住んだどの家よりも収納力に優れていて、スペースの使い方も実用的です。

自然光がたくさん取り入れられる大きな窓や、料理好きな二人が一緒に使えるキッチンスペースなど、収納スペースや配置をじっくりと考えた結果、二人の理想とする家になりました。

必要なものが全て手の届くところにあり、きちんと整頓できているので、探し回って家の中が混乱することがありません。

家というものは、自分たちがカップルとしてこの家でどんな生活をするのか、自分たちのライフスタイルをきちんと考えてデザインすると、こんなにも違ったものになるのだと二人は感じています。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン

 

タイニーハウスをデザインする

-みんなのタイニーハウス
-

執筆者:

関連記事

「生活の質は間違いなく向上した」バリアフリーのタイニーハウスに住む高齢の女性

オーストラリア・ヴィクトリアに住むメルルのタイニーハウスは、娘のファーンがデザインしたものです。 高齢になってそれまでのように体の自由がきかなくなって来たメルルですが、それでも自分ひとりの独立した空間 …

オフグリッドなタイニーハウスに子供と住む家族

オフグリッドなタイニーハウスに子供と暮らす家族

リンダとブレンダンさんは「ジプシーワゴン」というタイニーハウスで暮らしています。 Dylan Magaster 以前は20フィートの船に暮らしていました。そういった小さな家で身の回りのものをすべて自分 …

費用約530万円で山の上にオフグリッドのタイニーハウスを作った男性

公共の電線や水道に頼らないオフグリッドの生活は、人々が考えるほど単純なものではありません。 生活に必要な設備などを維持するためには、自分の時間やエネルギーをそこに注ぎ込む必要があるからです。 この男性 …

「鬱から抜け出すキッカケになった」元オリンピック選手の住む約250万円のDIYタイニーハウス

クリスとイブのカップルは、ニュージーランド・ラグランの自然豊かな美しい土地でタイニーハウスに住んでいます。 二人はそれまで住んでいた市街地の家から引っ越さなければならなくなったことをきっかけに、次に新 …