小さなスクールバスでの生活をしながら、自身の目標を追い求めるカップルのストーリーです。
以下は動画の要約です。
ジュリーとアンドリュー・パケットはシカゴの映画業界で働いていました。しかし、長時間働いてもシカゴで快適な住環境を得るのは難しいことでした。週60時間労働。共働きでも苦しい生活でした。
なんとか他の暮らし方ができないかと探して見つけたのがこの小さなバス。趣味嗜好に沿うものではありませんでしたが価格は9,000ドル。貯金の1万ドルで手が届くものでした。手持ちの家具はすべて処分。バス用に新たに家具を購入して、改装に時間をついやしました。
その結果暮らしに必要なものはだいたいそろって、ちゃんとシャワーまでバスの中にあります。
最初の6か月は新しい生活に慣れるのに苦労したと語るジュリー。小さな住環境でパートナーと暮らすのは大変です。「もっと私のスペースをつくってよ!」と感じることもしばしば。でもだんだんとひとつひとつの不便なことを受容して、パートナーのことを理解することで乗り越えていきました。
ふたりはジョージア州のストーン・マウンテン公園で暮らしています。アンドリューはその州立公園で働いていてキャンプ料金を割り引いてもらっています。家は湖のすぐとなり、山はすぐそこにあって、様々な自然に囲まれる生活。
居住に暮らすお金が少なくなったので以前ほどたくさん働く必要がなくなりました。もっと個人的な目的や、自身の職業の目標に集中できるようになりました。
アメリカの都会で暮らしにかかる費用は非常に高い値段で安定しつつあります。そのため若い世代はもっと創造的で、低費用の生き方を求めています。そしてジュリーとアンドリューのようなタイニーハウスで暮らす人々のコミュニティーがだんだんと大きくなっています。