バン

「自分の人生で最高の時間」38万円で購入したバンで自由な生活を送るカップル

投稿日:2016年12月29日 更新日:

38万円で購入したバンを改修して、北アメリカを旅しながら自由な生活を送るふたりのストーリーです。
下記は動画の要約です。

生活の自由さを求めバンでの旅を始めるようになったケルシーとコービン。

我が家で過ごす心地よさとともに北アメリカ大陸を旅できることに憧れを感じました。まったく知らない土地で自分の好きな時間に起きて生活するスタイルが気に入っています。

キャンパーバン

彼らが「ワンダーワゴン」と呼ぶバンは3,800ドルで売られていました。エンジンなど走行のための構造に不備がなく良い買い物でした。改修が必要だったのは内装や見た目のみ。

しかし、その内装を整えるのが大変な作業でした。数千ドルの費用がかかり、車のいたるところを防水仕様に整えるのに5か月かかりました。家具や収納はすべて手作り。まわりの人に助けてもらいながら自分たちの手で改装を行いました。

キャンパーバン

大変な作業でしたが、それでも「ワンダーワゴン」は彼らのお気に入り。このバンは上のほうに窓がついていて、たくさんの日の光を取り込んでくれます。シャワー、トイレ、さらにコンロもついていて完璧です。

高さがあることも重要で、普段かがんだりする必要がなく快適に過ごせます。

屋根にはソーラーパネルがついていますが、雨の時に備えて発電機もあります。またトラブルに備えてスクーターも載せて移動しています。

キャンパーバン

彼らの大切な家族の一員が犬のパリス。できるだけ出かけるときは3人一緒ですが、パリスにバンで留守番してもらうときもあります。そんなときは赤ちゃん用の柵をつかって車内にバリケートを設置。換気扇をまわして、冷やした水のボトルをおいておくようにしてパリスが困らないようにしています。l

アメリカの様々な土地を目指したり、国境を越えてカナダへ行ったりといった生活をする二人。好きな土地を見つけて、動画を作ったりアートの仕事をしたりしています。

予想もしない大変ことに直面することが多く、バンでの生活は彼らの人生で最も大変な生き方です。しかし、それと同時に自分の人生で最高の時間でもあると感じています。


 

キャンパーバン

-バン
-,

執筆者:

関連記事

バンで生活しながらクライミングをする女性

「次の冒険のために貯金」バンで暮らしながら旅とクライミングを楽しむ女性

ごみ収集所のごみ箱をあさるレナエ。賞味期限切れなどを理由に廃棄された食べ物を探しています。「人間には動物的な勘が備わっています。食べて大丈夫かどうかは臭いや見た目など本能的に判断できます」 Dylan …

「本当にやりたいことに集中できる」約165万円で購入・改装したバンで暮らすカップル

カーティスとヘザーのカップルはバンをDIYで改装してタイニーハウスを作りました。 Exploring Alternatives 二人のバンは2006年製の中古車で、約10,000カナダドル(約82.5 …

バン生活する女性

「5年働いて1年のオフの期間をつくる」バンで暮らし、自由を追求する女性

バンの中で生活暮らす生活を3年間続けている女性のL.J.。 Exploring Alternatives バンで生活する理由の一つはお金の節約。しかしそれ以上に大きな理由は自由です。ひとつの場所に決め …

耳の聞こえない女性の美しいバンライフ

「地球は私たちに属しているわけではない」耳の聞こえない女性のバンライフ

耳の聞こえない女性モニカ。この動画では彼女の人生についてシェアしてくれます。手話通訳はカーリーです。 Dylan Magaster 高校を卒業してからワシントンDCに引っ越して大学へ通いました。聴覚障 …