みんなのタイニーハウス

大きな家を捨ててタイニーハウスに住むという選択

投稿日:2017年1月2日 更新日:

タイニーハウスに住む方々の中には、大きな家に暮らしていながら、ある時タイニーハウスで暮らすことを選択した方々もいます。

その方々のタイニーハウスへ移った理由と生活をご紹介したします。

大きな家での生活を辞め、タイニーハウスを選択した人たち

ストレスが溜まり、疲れきった生活からの脱却

キムとライアン夫婦、サリー(7歳)とストーリー(5歳)の4人家族。現在はミネアポリスの267平方フィート(約25平米)、ローンなしのタイニーハウスに住んでいます。

1年前、夫婦は2人の子どもたちを育てながら共働きをしていたため、疲れ切ったストレスの溜まった生活をしていました。家と学資のローンを抱えながら、ライアンは大学院に通っていたのです。

そんな生活から脱するために、夫婦は大胆な行動に出ました。2000平方フィート(約186平米)ある大きな家を売り、現在のタイニーハウスを建てローンなしの生活を始めたのです。

キムは仕事を辞め、念願の夢だった2人のこどもたちために、ホームスクーリングをする母になりました。家族の生活はシンプルで、今までになく楽しいものになったのです。

家族やコミュニティと過ごす時間が増え、子供たちは外で遊ぶ楽しさを発見したのです。

「前の大きな家に住んでいる時は、子供たちは家の中でおもちゃだけで遊び、それ以外何をして遊んでよいのかわかっていなかった。今子供たちはしょっちゅう外で遊んでいます。おもちゃがなければ想像力を大いに使い、よりクリエイティブになるのです。」とキムは言っています。

不況でレストランと家を失った後のタイニーハウス生活

タイニーハウスに住むことを考え始めたのは、経営していたレストランと1500平方フィートの大きな家を2008年の不況で失った後です。ふたりはもう借金をしたくありませんでした。

タイニーハウスのブログを偶然見つけた二人は、住宅ローンから解放された自分たちの家を建てようと決めたのです。

それから貯金をし、バージニアの南西部に土地を買い、その間にフロリダでトレーラーも準備しました。家の枠組みは168平方フィートの小さな家ですが、ロフトのスペースを確保してあるので、二人の子どもと両親が寝る場所も合わせると合計320平方フィートになります。バージニアで仕事を見つけると、トレーラーの家ごと引っ越しをしました。

彼らがタイニーハウスに引っ越した理由は必要に迫られてのものでしたが、その選択は彼らをより幸せにしてくれました

タイニーハウス生活からの学びは「お互いにうまくやっていけるようにするためにはどうすれば良いか考えるようになった」ということでした。

タイニーハウスの中では、一たび口論が始まると逃げ場がありません。それは、家族全員、コミュニケーションをとってそれぞれの意見の違いを解決していかなければならないということでした。

35年ローンの呪縛からの解放

ノマド生活を始める前はベッドルームが4つある家に住んでフルタイムで働いていました。他にも家庭菜園があって、鶏がいて、フルーツが収穫できる木もありました。移動には自転車やバス、コミュニティのカーシェアプログラムを利用していました。

家を持っているということには良い点もあります。でも私たちは35年ものローンのために働き続けなければならないことや、物があふれてどんどんたまっていくということに圧倒されたような感じになっていました。

だから私たちは思い切った生活のダウンサイズをして、もし物の少ない生活をしたらどうなっていくのか、見てみようと思ったのです。

(中略)

1週間のうち、4日働くというバランスで仕事をしています。自然の中で時間を過ごしたり、ぶらぶらしたりコーヒーをのみながらおしゃべりしたりということに楽しみを見出しています。

大きな家を捨てるとは

大きな家での生活からタイニーハウスでの生活に移った人の中には、「家のローンを払うため」に家族との時間や自分の時間が削られるということに違和感を感じているというかたがとても多いようです。

家のローンを払う必要がなくなったとき、その姿をイメージすると、色々な可能性が見えてきます。

「家族との時間が増える」「旅行に行く時間ができる」「食べ物を育てる時間が増える」「新しい経験に使える」etc

お金を使わないことは、お金を稼ぐことと同じくらい大切です。

家庭の出費で大きな割合を占める「家のお金」を見直し、本当に自分の大切にしていることを大事にしていきましょう。

大きな家を捨てる

-みんなのタイニーハウス

執筆者:

関連記事

砂漠のなかのコミュニティドーム

「自分が生きる世界を自分で創造している」砂漠にコミュニティスペースを作る女性

リンドセイ・アンデルセンはワンダードームという名のアーティストのためのコミュニティスペースを建設しています。9~12のワーキングスタジオと、3つのより大きなパフォーマンス用の部屋を作る予定です。 Dy …

森の中のキャビン

「自然とのつながりを大事にしたい」人里離れた森の中のキャビンで暮らす男性

ワシントン州オリンピア。人里離れた森の中です。建材を運ぶのも大変で道中には川もあります。ジェイコブはそんな場所に家を建てました。彼はこれまで複数の家を建てていますが、このキャビンが初めて建てた家です。 …

「屋根とゆっくり眠れる場所があればいい」5,000ドルのタイニーハウスに住む男性

今から20年前、ジェイ・シェイファーは彼の最初のタイニーハウスを作り、そしてそれが一つのきっかけとなって、革新的なアイディアで手に入れやすい価格の様々な家を選択肢に入れる人たちが増えていきました。 ジ …

紀州材タイニーハウス-G.WORKS

趣味の部屋や別荘・小さなお店に!紀州材タイニーハウス 〜G.WORKS〜

こんにちは。編集長のふずです。 先日、和歌山旅行に訪れた際に、ふらっと「G.WORKS」さんのタイニーハウスを見てきましたので、ご紹介いたします。 目次1 紀州材タイニーハウス2 板倉造り板屋根タイプ …