地上権とは?

投稿日:

地上権とは

地上権とは

地上権は「地上権を持つ人が他人の土地で工作物や竹木を所有するため、その土地を使用する権利」のことです(民法:第二百五十六条

また、地上権は、「直接、土地に対して権利を持ち、地主の承諾なく譲渡、転貸ができる」とされています。(国税庁:地上権、土地の賃借権、使用貸借権の区分

つまり、地上権は賃貸借契約よりも強力な契約になります。地上権を持つ人は地主の承諾なしに貸し出すことができます。

地上権と意味合いの似ている用語に「地上権」「土地の賃借権」「賃借権」「使用貸借権」があります。

-カテゴリー: 権利

執筆者:

関連記事

区域区分とは

区域区分とは

住宅情報などを見ていると「区域区分」という言葉に出会うことがあると思います。今回は「区域区分」について説明していきます。 目次1 区域区分とは2 区域区分はどういう場合に定められるの?3 市街化区域と …

no image

未登記建物でも、住民票は発行できるの?

「普通に毎日生活して、郵便も宅配便も届いていたので、建物が未登記なのに気づかなかった」ということがあります。 なぜでしょうか? それは、「住所が付されること」と「登記」は別のものだからです。 住所とは …

no image

抵当権とは?抵当権の抹消って何?

はじめに ひとから物を借りたり、お金を借りたとき、貸してくれた相手に「借りたものが返せなかったら、(借りたものの代わりに)「これ」で返します。」といって渡すもの、それが一般的に「担保」といわれるもので …

土地家屋調査士と司法書士の違い

土地家屋調査士と司法書士の違いは?(登記時)

不動産の登記を行う際、「土地家屋調査士」と「司法書士」という言葉を聞くことがあるかもしれません。両方とも、登記に関する仕事を行いますが、それぞれ担当する部分が異なります。 今回は土地家屋調査士と司法書 …