みんなのタイニーハウス

「子供がいつもiPadを見ていた」テントでの生活を始めた照明デザイナー

投稿日:2018年11月8日 更新日:

ザックとケイティの夫妻と二人の子どもの4人家族はテントでの生活を始めておよそ1年になります。

以前はカリフォルニアに住んでいましたが、二人目の子どもを授かった時に、それまでのアパートメントでは手狭になり、もっと広々と暮らせる方法はないかと色々考えました。

キャンピングカーで生活することなども考えましたが、色々な選択肢を検討してみた結果、カリフォルニアからケイティの実家のあるニューメキシコに移って、このテントの家に住むことにしました。

テントといってもきちんと壁が作ってあるので遊牧民の使うヤートのような作りで、中にはテレビや大きなソファがあってミニキッチンもついています。

ロフトスペースもあり、そこにはキングサイズのベッドを置いています。

多くのタイニーハウスでは、小さなスペースの中で断熱をしっかりする分ロフトに熱気がこもってしまうことが問題になりますが、テントの場合は通気性が良い為にその心配がなく、夏でも快適に過ごすことができます。

また、ニューメキシコの温暖な気候のおかげで、特別な暖房設備などをつけなくても年中快適に過ごすことができます。

家の前に大きなファイヤーピットを作ってあるので、ステーキやBBQなど火を使う料理は外でしています。

家の中のキッチンスペースでも料理はできますが、外のファイヤーピットを使うことが多いので、あまり使っていません。

また、電気は引いていますが、水道管は引いていません。水は近くの川の水を濾過して使えるので、この先も水道代の心配はありません。

今のところシャワーは同じ敷地内にあるケイティの実家で使わせてもらっていますが、将来的にはソーラーパワーを利用したシャワー設備を家の中に作りたいと思っています。

この家を準備するのに、テントの屋根や壁材、トイレの他に新しく買ったソファなどの家具をすべて含めても5,000ドル以下で済みました。

ザックは、照明デザイナーとしてこの家の中で仕事をしています。以前のように9時-5時の時間に追われてストレスを抱えるライフスタイルとは違い、家族のそばにいて子どもたちと触れ合うゆとりがあります。

ケイティはずっと美容師をしており、ここに引っ越して来てからもしばらくは続けていましたが、最近は仕事をやめ、もっと家族との時間を持つことにしました。

今は夫婦二人とも常に子供たちのそばにいて、彼らの成長を見守ることができます。

普通の家に住む一般的な生活をしていたら、毎日、一日のうち8時間以上も家を空けているうちに見逃してしまうことがたくさんあったでしょう。

子どもたちにとっても良い変化がありました。

以前カリフォルニアでアパートメントに暮らしていた時は、ザックが仕事から帰ってくると、いつも子どもたちはiPadを見ており、家の周りは他の建物と車しか見えないという環境でした。

ここではいつも外に出て様々な自然を観察することができます。家の中にテレビはありますが、ほとんどつける事はなくなりました。

家の役割は、そこで睡眠を取り、食事をし、家族が集まる場所となるものです。

このテントのタイニーハウスでも、以前住んでいたような2ベッドルームのアパートメントや5ベッドルームの一戸建てでも、その3つの事は同じようにできますし、更に今の生活なら家賃や住宅ローンの重荷を抱える必要がありません。

家族との時間を大切にできるここでの生活が、本来の意味での家の姿ではないでしょうか。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン

 

-みんなのタイニーハウス

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