エリックはコロラド州ボルダーでスクールバスを改装したタイニーハウスに住んでいます。
彼は生活をミニマルなものにしつつ、どこに住むか、何ができるか、自由度の高いオプションを常にたくさん持っていたいと言います。そのための効率的な家やライフスタイルそのもを追求した結果今のタイニーハウスでの生活になりました。
エリックは古いバンで国内のいろいろなところを走って回りました。それは生活するというよりも時々旅をして回るという生活でしたが、その後本格的にタイニーハウスに住んで家ごと好きな場所にいけるようにしたいと、このスクールバスを買いました。
このバスはクレイグスリストで見つけました。これは高校生たちが、自分たちの学校にアートとアウトドアのクラスを設置する資金にするために売っていたものでした。
自らもアーティストとして活動したりクライミングをしているエリックはその主旨を知ってすぐに買おうと決めました。それまでこんなに大きな車を運転するのは初めてのことでした。
こうして彼はコロラド州ボルダーの周りに高級住宅地が広がる場所で、古いスクールバスに住むことにしたのです。
エリックはバスとは別に小さいバンを持っていて、それで移動式のコーヒーショップを開いて色々なところをまわっています。その中で彼は“人生は短い、だからあなたの夢を大切に”、というテーマを行動にうつしているのです。
彼はタイニーハウスで暮らす彼の人生観についてこう語っています。みな、短い人生の中で可能な限り夢を追うべきなのです。夢やそれを追うやり方は人それぞれ違います。人の一生は短くまた素晴らしいものです。その素晴らしい人生の中で自分のしたいことをちゃんと自分で理解してそのために生きていけたら、たとえ明日死んでもそれは満ち足りた人生だと言えるでしょう。
あなたが自分の進むべき道が見えたとはっきり感じられたのなら、迷いなくそこに進むべきです。ゴールへと向かう道がまだ見えないのなら、それを自分で作ったらいいのです。
一旦自分の本当に好きなことのために動き出したら、そのために生活の中で必要なものがどれだけ少ないか気が付くでしょう。
自分の時間の使い道を、自分が幸せを感じていられるような事に使った方が、もっと自分のやりたいことに集中できます。それは大きな家を掃除して周り、よく考えたらそんなに必要でもないもののために支払うたくさんの請求書に日々悩んだりするよりも、ずっと大事なことなのです。