みんなのタイニーハウス

「アート作品に情熱と時間をそそごう」リサイクル材を使い、1000ドルでタイニーハウスを作った男性

投稿日:

コーウィン・マンデルはキャラバンをタイニーハウスに改修しました。リサイクル材を使っており費用は1000ドルです。

以前住んでいたところでは、自分が収集していた木材が土地の所有者に気に入られず立ち退き要求を受けてしまいました。そこでタイニーハウスを建て、今は知人が招いてくれたこの土地で暮らしています。アウトドアが好きな自分にとってうってつけの場所です。

自然とアートに情熱をそそぐコーウィンにとってこの家は単なる住居ではなくアートのひとつでもあります。家の内側は特に美しいです。木のにおいのする家で、自然のものばかりを使ってできています。

例えば木と竹で出来た水のタンク。まるで森のなかにいるような空間です。枝やキノコなど森でとってきたものを用いて家具やアート作品を作っており、聖なる自然への尊敬を示しています。

収納は家の外にもありますが、家のなかにはすぐにとりだしたい荷物を収納する場所が複数あります。上の棚には食器や調理器具、それにサプリメントなど。木でできた冷蔵庫は椅子になっていて机に向かうときはこの冷蔵庫に座っています。

ベッドは端を持ち上げられるようになっていて、まるでゆりかごの中にいるような、何かに抱かれているような気分になれます。角があるものはどこか危険を感じて落ち着きません。できるだけ丸みを帯びた構造をつくることで、安全で落ち着ける空間を作り上げました。

父もこのような建築に携わっており、子供のころからそれを手伝って育ちました。

こういった生活は夢でもありました。夢の多くは不満からスタートします。私にとって賃貸に多くのお金を費やし続ける渦のような生活は不満でした。私のものだと感じられるものをつくること、アート作品を作ることにより情熱と時間をそそごうと考えました。

トイレは屋外の簡易的なコンポストトイレ。ジムの会員になっていてそこでサウナなどを利用しています。

山火事があると燃えてしまうので、車で引いて移動できるようになっています。

この動画を見て、夢のタイニーハウスを低予算で実現するアイデアを得てもらえればうれしいです。

翻訳協力者:Aki
今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン

 

リサイクル材で作ったタイニーハウス

-みんなのタイニーハウス
-

執筆者:

関連記事

「両親の敷地内に多世代で暮らす」自然の中の約185万円のタイニーハウス

オーストラリアでは、不動産価格は上がり続け、住居費に頭を悩ませる人々は新たな住み方を模索しています。 親世帯と土地をシェアするのもその方法の一つとなっており、家の裏庭にもう一つ住居を建てる人も増えてき …

セルフビルドしたタイニーハウス

「YouTubeで作り方を学んだ」初心者から始めた、タイニーハウスのセルフビルド

バンクーバーでタイニーハウスに暮らすローリーとローラ。青い外観が特徴的です。ここで暮らし始めて4か月半。家を建てるのに約1年かかりました。 Tiny House Giant Journey ふたりとも …

ユニークなデザインのタイニーハウス

「外の自然や満点の星空を楽しむ」遊び心あふれるデザインのタイニーハウス

家が小さくなればなるほど、それがきちんと機能するためにデザインやプランをよりしっかりと考えなければなりません。 Living Big In A Tiny House スティーブの作ったタイニーハウスは …

コブハウス

コブハウス〜自然の材料とローコストで家を建てる方法〜

今回この動画で紹介するのはCob(コブ)という材質で家を建てる方法です。コブは粘土、砂、藁を混ぜて作るシンプルな建築材料で、ほぼタダで手に入って環境にも優しい素材です。 Exploring Alter …