携帯ネット回線のためのアンテナやソーラーパネルを屋根に設置しています。ガスでお湯をわかしたり、調理したりしています。
赤ちゃんと一緒に小さな家で過ごすことについて多くの人が驚きます。私たちはこのサイズであれば、常に子供が目の届く範囲の距離にいるので良いことだと考えています。
私たちは以前カティカティに住んでていました。トムはそこで医者として働いていました。患者と過ごすのに熱心になりすぎて気分がふさぎがちになっていました。そこで自分たちの暮らし方について抜本的に見直すことにしました。以前は3つのベッドルームがある大きな家に住んでいて、その家賃を払うのに必死に働いていました。
ここでの暮らしが健康面で非常に良い選択であったことは明らかです。これはトムにとって規模を縮小することを受容するプロセスでした。それはすんなりといくものではありませんでしたが、今は非常に良い気分です。
それにタイニーハウスで暮らすことはあまり何かを犠牲にしているとは感じません。窓から自然の緑が多く見えるのが気に入っています。私たちは木の下で暮らしています。
私たちは土地の所有者と一種の契約をしています。週3日から4日、農場で野菜を育てたりフェンスを立てたりして働いています。医者の仕事はパートタイムです。仕事はこの12か月で4週間でした。経済的にも問題ありません。お金の心配がなくなったのは大きなメリットでした。気持ち的にとても健康になりました。
私たちは今の生き方に自信を持っています。どうやってお金を稼ぐかより、コミュニティのなかで生きていくことについて考えるようになりました。
ナレーション:賃貸料を払う代わりに働くという生活。これは経済レベルに関係なく誰にでもできます。トムは医者、サラはイラストレーターでありながら、今の生活を選びました。そしてこの生活に満足しています。
私はこの生活を望んでいる人が多いだろうと考えています。しかし、ここに行きつくには長い道のりがあるかもしれません。