キャンピングカー

「暮らしに本当に必要なものは何か」キャンピングカーで生活するカップル

投稿日:2017年1月5日 更新日:

「冒険」という言葉がピッタリのバンで生活するふたりのムービーです。新しい場所に行き新たな経験をする。そんなふたりの生き方が伝わってきます。

下記は動画の要約です。

マルタとアレックスはカナダの西海岸を2年にわたって旅をしていました。お金を節約しながらこの旅を続けるために、キャンピングカーを購入して住居費の要らない生活を始めました。生活にかかる費用は駐車料金と電力、ガスにかかるわずかな費用のみです。

冬のバンライフ

ふたりがキャンピングカーでの生活を始めたのは冬のカナダ。初日の夜の気温はなんとマイナス25度。暖房機器も凍って動かずどうしようもなく、けっきょく友人の家に泊めてもらうことになってしまいました。苦労するスタートでした。

最初はうまくいかなかったものの知恵を絞って対策を練るふたり。まず外出中でも室温がマイナスにならないように、電気ヒーターをつけておくことにしました。帰宅したらガスでお湯を沸かして温度を上げます。

また、水は貴重です。タンクにためている水は食器を洗ったりするのに使い、シャワーは外の大学に備え付けのものを使わせてもらいました。

電気も大切なので、ソーラーパネルで電力を補いながら暖房や、電話、パソコンを使えるようにしていました。

冬を越した後は自分たちで改造した車でカナダのブリティッシュ・コロンビア州を旅することに。車には、木の屋根、ミニキッチン、コルクの床、収納スペース、快適な就寝スペースを備えつけました。

こうして車で旅をしながら、時にバックパック、ハイキング、サイクリング、クライミングなどをして自然の中を散策する生活を始めたのです。

冬のバンライフ

最初はとにかくお金の節約のために始めた車での生活でしたが、しだいに多くの魅力に気づくようになりました。

まず、暮らしに本当に必要なものは何かを考え、しだいにミニマリスト的な生活になったのです。

モノを持たないようになると、他のものに情熱をそそぐ余裕ができるようになりました。

バンでの旅なら生活に必要な基本的な住環境とともに移動できるので、毎日新しい場所で朝を迎えることができます。驚くほど美しい朝日、夕焼け、自然の生命、純然な自然に感動する日々です。

小さなスペースも悪くありません。だって、お互いにいつも近い距離でいられるのですから。広いアパートで暮らしていたらこうはなっていなかったかもしれない。素晴らしいことだ、とアレックスは語ります。

アレックスとマルタのふたりは旅をしながらブログや動画を投稿しています。冬に暖房がつかなかった経験など、この生活で得た教訓について伝えています。

ふたりの運営するサイト:WANDERLUST
ふたりの旅のフォト:ALEXANDER ROE PHOTOGRAPHY

ALEXANDERROE

ふたりの生活や写真を見ていると、「感性のままに生きる」ことの素晴らしさを感じてしまいます。

下記のムービーは2人の訪れた場所の写真や動画です(たぶん)。ぜひ一度見てみてください。ハンパなくステキです。


 

冬のバンライフ

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