みんなのタイニーハウス

「消費するばかりの現代の生活に疑問」丸太キャビンでオフグリッドライフを送る夫婦

投稿日:2018年10月24日 更新日:

ダグとステイシーはアメリカ・ミズーリで開拓時代の農場のライフスタイルを実践しています。

7年ほど前までは都市部で生活していましたが、日々の忙しさや、何より常に何かを消費するばかりの現代の生活に疑問を抱くようになりました。

現代では、人間はいつもお店で買い物をしてそれを消費し、また新しいものを手に入れようとすることの繰り返しで、何かを使う事ばかり考えています。そしてそれは地球環境へも大きな影響を及ぼしています。

二人はそんな生活をやめてミズーリ州の郊外に土地を買い、そこで自分たちの手で生活に必要なものを作り出していたアメリカ開拓時代のライフスタイルに立ち返ってみようと決めたのです。

都市部で暮らしていた大きな家から生活の規模を小さくする経験をするために、一度小さなアパートメントに引っ越しましたが、それ以外はタイニーハウスでの生活の経験もなく、DIYや畑や家畜の世話などもしたことがありませんでした。

二人の家は開拓者たちが住んでいたような丸太を使ったキャビンで、ここで電線を一切引かないオフグリッドの生活をしています。電気の灯りや冷蔵庫も使わずに、自然の変化に任せた生活をしています。

家の基礎などコンクリートを使った部分もありますが、大部分は木で、開拓時代に建てられていた丸太小屋と同じ方法で作られています。

私たちは家の建て方を色々と調べる事ができますが、開拓者たちには現代のような便利なツールはなく、中には字の読み書きができない人も多かったにもかかわらず立派に家作りをすることができました。

ダグはこの事にとても感銘を受け、昔と同じやり方で家を建てることにしました。二人の家はまだまだ発展の途中で、最近家の外にウッドデッキと屋外のシャワースペースを取り付けた他、今は食料の貯蔵庫を作っています。

水は雨水を大きなタンクに貯めて利用していますが、水を汲み上げたり、家の中で使ったりするにあたってもポンプは使わずに、水の自重によって供給されるシステムを使っています。

野菜の他にもミツバチやヤギなど、色々な生き物を敷地の中で育てて自給自足の生活をしています。

人間は一人だけで完璧に自給自足するのはなかなか難しく、他の助けや道具を使わなければならない部分もあります。また、現代のテクノロジーによって作られたものを全く使わないことはほぼ不可能です。

でも、二人の現在の生活では少なくとも、自分たちの口に入る食べ物を育て、家や家畜の手入れのために機械や他のサービスを頼むのではなく自分たちの手を動かしています。

7年が経って、この家での生活が年々進歩したものになっていると感じます。

都市部に用事で行くこともありますが、そんな時も自然の中の家に早く帰りたいと思ってしまいます。

この家では仕事や請求書に急き立てられることもなく、物を消費しつづけて虚しさを感じることもなく、大きな充足感があるのです。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン

 

-みんなのタイニーハウス
-,

執筆者:

関連記事

オフグリッドなエコライフ

「お金の必要でない生活をしたかった」7人大家族のオフグリッドライフ

この家族はなんと7人家族!森の中に広い土地を持って暮らしています。「お金の必要でない生活をする」という言葉どおり、自然の力を利用したり、自作したり、工夫することで生活に必要な全てを賄っています。 下記 …

「自分たちに最適と思えた暮らし」トランスフォーマーのように拡張できる家

ニルヴァーナとガウリ・マの夫妻は、オーストラリア・ニューサウルウェールズ州のベガにある自然豊かな土地にあるタイニーハウスに住んでいます。 二人とも、もうシニア世代にさしかかっている年齢ですが、結婚した …

「人間には理想の暮らしをする権利がある」約500万円で作ったDIYタイニーハウスで生活するカップル

ジェームスとブレーリンのカップルは、カナダ・オンタリオ州で自分たちでデザインし、作ったタイニーハウスに住んでいます。 二人は、人は誰でも水を飲む事と同じくらい当たり前の事として、自分自身の安全基地を持 …

「電気や水道を引かない完全なオフグリッド」廃材や再利用の材料で作った家

フランシスとマリー夫妻は一人娘を連れて、郊外にあるアースシップ(廃材や再利用の材料を使って自分たちの手で作る家)の家に移り住みました。 この家を買ってから8年ほどは、それまでの都市部の家とここを行き来 …