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「人生を変える出来事でした」将来のためタイニーハウスで生活するカップル

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タイニーハウスはただの建物ではありません。タイニーハウスはそこに住み、そこを愛し、そこで愛を育み人間として成長する、「家」なのです。今回はブリティッシュコロンビア州スコーミッシュに暮らす若いカップルの小型化された生活を見てみましょう。

タマラとショーンがタイニーハウスに引っ越すまでおよそ3年かかりました。

身の回りのものをゆっくり少しずつ処分して、生活の規模を縮小していき、最後は本当に肩の荷がおりたように身軽な気分になりました。今は生活に必要なものだけを身の回りにおいて、それ以上のものはありません。こだわりのデザインで作ったタイニーハウスをとても気に入っています。

タイニーハウスを建てる過程でも色々大変な事はありました。すべてがおとぎ話のように素敵なことばかりではありませんでした。

最初に頼んだタイニーハウスの建設業者とはうまく行きませんでした。全く期待通りにならない家を残して仕事を終わられてしまって、どうしようか途方にくれました。幸い、親切な友達がいて、今の形の素敵な家にするまで助けてくれました。

タイニーハウスを駐車できる場所を見つけるのも容易くありませんでした。Facebookで呼びかけたり、写真入りの手作りの広告を持って家を一軒一軒回って協力してくれる人を探したりしました。たくさん断られてきましたが、最終的にFacebookを通じてタイニーハウスを置かせてくれる人に出会うことができました。

今は毎週少しの賃料を払っていて、毎月450カナダドルですがそれに光熱費などの必要経費はすべて含まれています

タイニーハウスにカップルで住むという事は、二人の間で妥協や歩み寄りが必要なのでしょうか。小さなスペースに二人で住むという事は、簡単な事ではないでしょう。

でもショーンは、タイニーハウスに住み始めてからは二人の関係は前よりも良くなったと考えています。距離は近くなり、よく話し合えるようになりました。コミュニケーションがなによりも大事です。住むまでたくさん大変な事がありましたが、タイニーハウスへの引っ越しはまさに人生を変える出来事でした。

彼らはもうあと5年はこのタイニーハウスでの生活を続け、その後のプランや何か必要なローンなどに備えるつもりです。

タイニーハウスでの生活が終わった後も、この家はそのまま残してゲストや旅行者の為に使うつもりです。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Living Big In A Tiny House
TAKUTAKUはLiving Big In A Tiny Houseのパトロンです。(→パトロン

 

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