ロフトは床面積に含まれますか?
ロフトが床面積に含まれるかどうかは、ロフトの構造によって変わってきます。
一定の条件を満たす場合には、「階」としてではなく、「小屋裏物置」とみなされるため、床面積には含まれません。
床面積に含まれない、小屋裏物置とみなされるには、下記の条件を満たしている必要があります。(簡略化しています)
- ロフトの床面積が、ロフトのある階の床面積の1/2未満であること
- 天井の高さが1.4m以下であること
- ロフトの内部に収納がないこと
- ロフトの内部に電話やテレビ、インターネットのジャックがないこと
- ロフトの床の仕上げは、畳、絨毯、タイルカーペット等にはしないこと
- 上記以外にも居住等に使用される仕様にしないこと
主に上記のような条件となります。
基準となる数値がありますが、基本的には居住スペースとして利用する際には、ロフトは階とみなされます。
検討している物件にロフトがある場合には、念のため、階として扱われているのか、小屋裏物置として扱われているのかを把握しておきましょう。それによって床面積等も変わってきます。
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/102/119/337/340/d00017927_d/fil/17927_6.pdf
関連:
建築基準法の一部を改正する法律の施行について(H.12 住指発第 682 号)
建築確認のための基準総則・集団規定の適用事例 編集:日本建築行政会議 小屋裏物置等(P79)」
ロフト以外の気になる床面積
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