地盤調査の業者を自分で手配して実施する方法と流れを紹介します。
この記事を書く私も岐阜県で購入した土地の地盤調査で、実際に自分で業者を手配したのでリアルな実体験を紹介していきます。
結論からいうと「自分手配なら地盤調査業者を3万円で手配可能」です。
目次
地盤調査の業者を自分で手配する方法
地盤調査の業者を自分で見つけるのは結構難しいです。
地盤調査業者はHPなど持っていないことが多いため、ネットで検索してもなかなかヒットしません。
またヒットしたとしても情報が少ないため、料金などが分かりづらいです。
また一般の個人客から依頼できない業者もあります。(私自身も地盤調査会社に一社問い合わせましたが一般客ということで断られました。)
ではどうするか。
「地盤調査110番」がおすすめです。
地盤調査110番とは
地盤調査110番(https://www.jiban-a.com/)
地盤調査110番は、全国の加盟店と連携しているため、地盤調査110番に依頼すると、ご希望の地域で調査可能な業者を手配してくれます。(離島を除く)
そしてすごいのが、明朗会計で一律3万円という点。(「スウェーデン式サウンディング試験」という方式で5箇所調査の場合)
こういう系のサイトでよくある「一括見積もりサイト」とは違い一律金額というのがお客様に優しいです。
地盤調査業者を自分で手配する流れ
- 境界杭を明確に
- 土地をある程度整備する
- 確定の図面を用意する
- (必要なら)不動産仲介業者を通じて売り主に連絡する
- 地盤調査の日程の調整
- 地盤調査当日
1.境界杭を明確に
まずは境界杭を明確にしましょう。
境界杭が土に埋もれていたり、草に隠れていたりすると正確な建物の位置が計測できないです。
そのため境界杭は明確にしておきましょう。
2.土地をある程度整備する
地盤調査の前には土地をある程度整備しておきましょう。
軽く草が生えているくらいなら問題はないですが、背の高い草が一面に生えていたり、木が生い茂っていたりすると地盤調査をする機械が入れません。
機械が入れるように土地を整備する必要があります。
3.確定の図面を用意する
確定の図面(配置図)を用意します。
「スウェーデン式サウンディング試験」という地盤調査は建物の四隅と中央の計5箇所で地盤調査を行います。(建物の一辺の長さが一定の長さを超えると調査の箇所を追加する必要があるようです。)
そのため建物の位置が確定していないと地盤調査ができません。
多少のズレくらいなら問題ないですが、全く場所が変わるようだと地盤調査をする意味がなく、場合によってはやり直ししないといけないこともあるようですので、建物の位置を正確に決めてから地盤調査会社に依頼するようにしましょう。
4.(必要なら)不動産仲介業者を通じて売り主に連絡する
人によっては、引き渡し前に地盤調査に入ることもあると思います。
引き渡し前の場合には、まだ売り主所有の土地なので、事前に売り主に許可を取りましょう。
不動産仲介業者を通じて売り主に許可をとりましょう。
5.地盤調査の依頼・日程の調整
売り主の許可をとったら地盤調査の業者に依頼と日程の調整をしましょう。
配置図や案内図などの資料が求められると思いますので準備しておきましょう。
地盤調査当日
地盤調査当日は渡しの場合は立会いを行いました。
特にやることはなく、眺めていたのと差し入れでコーヒーだけ渡しました。
6.地盤調査の結果
地盤調査の結果は下記のような資料で送られてきました。
この資料を工務店に共有し、何事もなく建築工事に入っていったので内容も問題なかったのでしょう。
まとめ:地盤調査は自己手配すべし
以上、地盤調査を自己手配で行った流れについてでした。
難しいことは全くなく、資料だけ準備できていれば普通にできました。
地盤調査を工務店経由で行うとそれなりに費用はかかります。
自己手配なら3万円で済むので、地盤調査の業者は自分で手配したほうが断然お得です。
本当に簡単でした。