こんにちは。さとうです。
この記事では、土地探しの実体験を交えながら「安くてお値打ちな土地の見つけ方」をお話します。
私たちは岐阜県で約220坪の土地を購入しました。
土地購入の実体験を踏まえて「こういった順序で土地探しを行うと良い土地に巡り会える確率が上がるよ」という方法を説明します。
目次
↓土地探しは以下のサイトが便利です
安くてお値打ちな土地を見つけ方
基本的な流れは下記です。
- ステップ0:予算を立てる
- ステップ1:土地の相場を知る
- ステップ2:価格の安い土地を知る
- ステップ3:実際に土地を見る
- ステップ4:自分たちだけの土地を探す
- ステップ5:不動産屋に交渉
それでは解説していきます。
ステップ0.予算を立てよう
まず、土地を探す前に「家の予算」を決めましょう。
予算を曖昧にしてしまうと家を建てる予算が莫大に膨れ上がる恐れがあります。
家の購入にかかる「何千万円」という金額は人生に大きな影響を及ぼします。
「同僚が住宅ローンで月10万円払ってるから自分もそのくらいいけるだろう」のように、家の費用を安易に決めてはいけません。
家の予算、土地の予算をしっかりと決めておきましょう。
ステップ1.検索しまくって土地の相場を知ろう
予算を立てたら、「検索」しまくりましょう。エリアは絞らずに居住予定地を広めに見ていくと良いです。
検索するには物件数が多いほうが比較しやすいので【アットホーム】や【SUUMO】のような大手の情報サイトで検索するのが楽です。
「この場所・坪数でこの金額は安い!」と相場が分かるまで検索しましょう。
ステップ2.価格の安い土地の条件を知る
相場が分かってきたら、調べている中で安かった土地の理由を考えましょう。
価格が安い土地は下記に該当することが多いです。
- 旗竿地
- 土地の形が悪い(三角地、いびつな形…)
- 接道条件を満たしていない
- 地盤が悪い
- 土地が傾斜
- 地目(農地・山林…)
- 整備が必要(古屋付き…)
- 条件がついている(セットバック、私道負担、建築条件付き…)
これらの条件に加えて、
- 売り主が高齢者
- 売り主がお金に困っている
- 長い間売れ残っている
などの売り主の状況が加わると価格が安い傾向があります。
ステップ3.実際に土地を見にいく
予算を立て、相場を把握したら、気になった土地を見に行きましょう。
ここでの注意点は「土地に惚れない」ということです。
土地に惚れてしまうと、価格が高い土地でも購入したくなってしまいます。
予算内に収まらなければ潔く諦めるようにしましょう。
ステップ4.「自分たちにだけ」の物件を探そう
ここで本題の「安い土地を見つける方法」です。
価格は「需要と供給」で成り立ちます。みんなが欲しがる土地は高いです。
そのため、安い土地を見つけるための一番のポイントは下記です。
一般的に需要がないけど、自分たちにとっては「最高」の土地を見つける
先程紹介した「安い土地の条件」に該当する土地は、需要が低くなります。
それら低い土地の中で「これなら気にしない!」という土地を見つかれば、それは自分にとっての「お値打ちな土地」です。
家選びで庭がほしい人が、庭のない土地がいくら安くても買いません。
先程あげた、価格の安い理由のうち、旗竿地やいびつな形の土地(三角形)などは、周辺環境によっても印象が大きく変わります。
実際見てみると「全然アリ」という土地もあるはずです。
そういった「自分だけに最高」な土地を見つけることが一番のポイントです。
私たちの場合は、三角地・接道条件を満たしていない(水路占用許可が必要)土地だったため、近隣の相場よりもかなり安い価格でした。
ステップ5.不動産屋に交渉
土地を見にいくと「気に入ったけど値段が高い」ということも多くあります。
その際は不動産屋に値下げできないか聞いてみましょう。
需要の高い土地であれば、値下げは難しいですが、需要の低い土地であれば値下げできる可能性は十分あります。
値下げ交渉はダメ元で積極的にしてみましょう。
人気のある土地であれば値下げ交渉しづらいですが、需要の少ない土地なら値下げにも応じてくれる可能性が高いです。
私たちの土地も100万円ほど値下げしてもらうことができました。
注意点
上記の方法で土地を購入する際の注意点があります。
その際に「土地を売る際に苦労する可能性がある」という点です。
需要が低い土地であればあるほど、価格は安くなりますが、将来自分が土地を売るときにも飼い主を探すのに苦労します。
その点を考慮にいれてください。
まとめ
以上のような流れで土地を探していくと、安く土地探しができる可能性は高まるはずです。
土地探しはタイミングや運も重要なので、根気強く、たくさんの土地を見に行きましょう。