建築条件なしって何?建築条件つき土地との違いは?

投稿日:2017年1月11日 更新日:

建築条件あり建築条件なし
「建築条件なし」の土地について理解するには、「建築条件つき」の土地についても知っておく必要があります。

それぞれの違いを知りながら建築条件なしと建築条件付きの土地について理解していきましょう。

建築条件つきの土地

建築条件付きの土地は下記のような特徴があります。

  • 一定期間内に建築請負契約を結ぶこと
    一定期間内に建物の請負契約をすることが決められています。一般的には3ヶ月が多いです。
  • 建築業者が決められている
    土地の売主、またはその代理人によって、建築を請け負いできる業者が決められています。
  • 建物の請負契約がされなかった場合は土地の売買が白紙
    請負契約されなかった場合には、土地の契約が白紙になり、土地の売買の際に支払った金銭は全て返却されます。

以上の条件がある土地が「建築条件つき」の土地となります。

建築会社が決まっていて、一定期間内に契約をしないといけない土地ということです。

建築条件なしの土地

建築条件無しの土地とは、上記のような条件のついていない土地ということです。建築会社が自分で選べ、期限も決められていない土地です。

そのため、ご自身の希望に合わせて自由に建物を建てることができます。

-カテゴリー: 用語

執筆者:

関連記事

特別用途地区とは

特別用途地区とは?その種類は?

特別用途地区とは 特別用途地区は簡単に説明すると、「定められている用途地域の規制に、新たに制限や緩和を定めることができる地区」のことです。 詳しく見ていきましょう。 特別用途地区は都市計画法第九条に下 …

宅地造成工事規制区域とは

宅地造成工事規制区域とは?

目次1 宅地造成工事規制区域とは2 宅地造成工事規制区域内での規制3 宅地造成工事規制区域内のデメリット4 宅地造成工事規制区域内で建物を購入する際には 宅地造成工事規制区域とは 宅地造成工事規制区域 …

no image

農地の転用とは?

※この記事は、農地転用をごく一般的に説明した内容になっています。 農地の転用とは、「農地を農地以外のものにすること」です。 通常の土地なら、自由に売買したり、家を建てたり駐車場にしたりと使用方法も自由 …

筆界とは

筆界(ひっかい)とは

筆界(ひっかい)とは、登記された土地の境界線のことを指します。 土地の最小単位の範囲を表す「一筆の土地」の境界線を指します。(参考:一筆の土地) 不動産登記法の第百二十三条には下記のように筆界の説明が …