キャンピングトレーラー

「自然をより身近に感じる」映像制作をしながらエアストリームで旅するカップル

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シヤとクリスティンの夫妻は、1976年製のエアストリームのキャンピングトレーラーで生活しながら北米や海外を旅しています。

自由に移動できるライフスタイルを実現するために選んだ家ですが、最初からこのタイプのキャンピングトレーラーだと決めて探していたわけではありません。

RVやその他のキャンピングカー、トレーラーの上にログハウスを建てるようなタイニーハウスなど色々と見ていく中で、このビンテージのキャンピングトレーラーが気に入って13,000ドルほどで購入しました。

改装は業者に頼んだので、50,000ドルから60,000ドルかかりましたが、もし人に頼まずにDIYで全て仕上げれば30,000から35,000ドルの予算でできていたと思います。

このキャンピングトレーラーは、今売られているものの中で2番目に大きなサイズなので、中も広々としており、大きなダイニングテーブルをセットして、8人から9人の友人を中に招くことができ、シャワーとトイレ、キッチンが完備しておりキングサイズのベッドも置いています。

ソーラーパネルや蓄電池が取り付けられており、排水システムも整っているので、必要に応じて電線に頼らない完全にオフグリッドの生活をすることも可能です。

二人は映像制作の仕事をしており、その他にもブログやYouTubeのコンテンツを配信し、二人の旅の様子や旅に出てみたい人の役に立つ情報などを紹介して収入を得ています。

カメラやパソコンなどの機材とインターネットがあればどこにいてもできる仕事なので、旅の間も継続的に収入を得ることができます。

クリスティンがこの生活で最も気に入っているポイントは、旅と我が家での安らぎが両立している事です。タイニーハウスに住むよりもずっと前から、仕事や趣味でよく長旅をしていましたが、その当時は自分の家に帰った時に感じられるくつろぎが欠けていました。

今はいつでも好きなだけ旅をすることが出来ると同時に、タイニーハウスの中に帰ればゆったりとリラックスすることができます。

そして、このタイニーハウスに住んでいると家の中と外とが一続きになっている感じがして、自然をより身近に感じることができ、気持ちが安らぎます。

クリスティンは出産を間近に控えていますが、自然の中で子どもを自由に遊ばせることができるのは、子どもにとって、とても良い環境だと思っています。

出産の前後は家族のいるカナダに帰ってしばらくはアパートメントを借りて生活しますが、子どもが1歳になる頃にはこのキャンピングトレーラーで旅を再開するつもりです。

駐車場やキャンプ場など有料無料含めて色々なところにこのキャンピングトレーラーを停めていますが、一か月単位で借りるような有料のキャンプ場を使った場合でも、普通の家に住んで家賃や光熱費を払った場合と比べると遥かに安く済んでいます。

周りの環境を変えたくなったり、違う景色を見たくなったりすればいつでも旅に出ることができ、反対に少しゆっくり休みたいと思ったら一か所に留まることもできます。

ローンを支払いながら普通の家に住んでいたら、そんなことは絶対にできないでしょう。

ブログやSNSで配信される写真を見ている人には、タイニーハウスでの生活はこの上なく理想的で完璧なものに映るかもしれません。

でも、どんなライフスタイルでも同じように良いところも悪いところもあるものです。

二人にも、普通の家に住んでいたら必要なかった問題が降りかかってきたりして頭を悩ませたり面倒だと感じたりすることがありますが、それでもこの生活で感じる楽しさの方が苦労を上回っています。

今回の動画のYouTubeチャンネル→Exploring Alternatives
TAKUTAKUはExploring Alternativesのパトロンです。(→パトロン

 

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