バス

「何故やりたくないことを一生懸命やるのか」5,500ドルで改修したバスで暮らす男性

投稿日:

ジャックス・オースティンは元バーテンダー。職場の上司がいつもネガティブなことを言っていてウンザリしていました。あるとき何故自分がやりたくもないことを一生懸命やっているのか、やりたいことをできたらどんなに良いだろうと思い仕事をやめました。

貯金をもとに友人と旅に出ます。そこでスクールバスで生活している人に出会い話を聞くと、公的な土地なら2週間まで費用を払うことなく滞在できると言います。素晴らしいと思い、フィラデルフィアでバスを手に入れました。バスには尊敬をこめて数年前に亡くなった叔父の名を付けました。

バスは塗装していると思われがちですが、これは大きなシールなんです。屋根には人工芝を植えました。ソーラーパネルも設置しています。

中にはLED照明を導入。気に入っています。木材はすべてリサイクル材です。トイレは簡易的なものです。本当はコンポストトイレが良いのですが用を足すのに1000ドル払う気にはなれませんでした

シンクは一切使っていないので、コンロに改修しようかと思います。車で生活をする上では常にアップグレードを行っていかなければなりません。自分の必要とするものを満たすのに間違った方法なんてありません。冷蔵庫は小さいものがあるんですが先日止まってしまい、今も機能していません。修理しないとダメですね。

趣味のサーフボードやスノーボード、ウェットスーツなどを積んでいます。

このバスにかかった費用は5,500ドルです。

バンでの生活に興味がある人に言いたいのは、この生活は素晴らしいということ。絶対に困難はあります。スペースやトイレ、シャワーをどう対処するか考えることになるでしょう。

でもこれは保証します。この生活を始めて得るものの大きさに比べれば、あきらめたことの数々は取るに足らない小さなものです。最悪のシナリオを想定して仮にアパートに戻ったとしても、乗り物があれば週末には冒険に出られますよ。

この生活をするには何かしらお金をつくる手段については考えなければなりません。学生だってアパートに暮らさずバンで暮らすという選択肢もあるはずです。アパートの費用は高すぎて得られるお金と比べるとフェアではないと考えています。

翻訳協力者:Aki
今回の動画のYouTubeチャンネル→Dylan Magaster
TAKUTAKUはDylan Magasterのパトロンです。(→パトロン

 

バーテンダーをやめてバスで生活する男性

-バス
-

執筆者:

関連記事

ミニバスで生活する元教師

「世界の見え方が変わった」教師を辞めてミ二バスで旅するカップル

教師を辞めて小さなミニバスで生活するカップルです。「私たちはふつうのカップル。誰にでもこの生活はできる。生き方を変えることを恐れないで。」という言葉が心に刺さります。 ディロンとテスのふたりは二年間、 …

妊娠中のタイニーハウス

「前と同じ生活には戻りたくない」中古のバスで暮らす家族

ジミーとアンバーの夫妻、息子のオニキスはスクールバスを改装したタイニーハウスで旅をしながら生活しています。 Dylan Magaster 前はロードアイランド州ナラガンセットのアパートメントに住んでい …

スクールバスのタイニーハウス

「可能な限り夢を追うべき」コーヒーショップを開きながらスクールバスで暮らす男性

エリックはコロラド州ボルダーでスクールバスを改装したタイニーハウスに住んでいます。 Dylan Magaster 彼は生活をミニマルなものにしつつ、どこに住むか、何ができるか、自由度の高いオプションを …

スクールバスライフ

当たり前の習慣を拒否する。改装したスクールバスで人に奉仕しながら旅する若者たち

改装したスクールバスで、「冒険・シンプルな生活・人への奉仕」を目的に旅する若者たちのストーリーです。 ベン、デレク、チャドの3人はスクールバスを改造して快適なキャンピングカーにしました。友だちや家族に …